虚像

デジタル大辞泉

きょ‐ぞう〔‐ザウ〕【虚像】

読み方：きょぞう

１ 物体から出た光線が鏡・レンズなどによって発散させられるとき、その発散光線によって、実際に物体があるように結ばれる像。⇔実像。

２ 実際とは異なる、作られたイメージ。「マスコミによって作られた—」⇔実像。

短編小説作品名辞典

虚像

作者清松みゆき

収載図書ミラー・エイジ
出版社角川書店
刊行年月1998.6
シリーズ名スニーカーブックス

虚像

作者山崎直木

収載図書シアワセ通信
出版社文芸社
刊行年月2001.8

ウィキペディア

虚像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/10/24 05:16 UTC 版)

虚像（きょぞう、英: virtual image）とは、レンズや鏡で屈折、反射された光線が実際には像に集まらないが、光線を逆向きに延長すると集まって一種の像を作ることをいう。光線はまるで虚像から発するように見える。レンズによる正立像や、平面鏡の作る鏡像は虚像である。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

虚像

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 02:36 UTC 版)

名詞

虚像（きょぞう）

1. 物体から発せられた光線が鏡やレンズの屈折や反射のために発散することにより、実際とは異なる場所に存在するかのように見える、その物体の像。
   • 実物と思って見ているのが実は鏡の中の虚像で鏡より二倍の距離にあるから視角はかなり小さくなっている。（寺田寅彦『自画像』）
2. 実態とは異なる印象。多くの場合、実態よりも良い印象を指す。

発音^(?)

きょ↗ぞー

関連語

• 類義語: 幻影、幻像
• 対義語: 実像

翻訳

（語義1）

• 英語: virtual image
• ポルトガル語: imagem ^(pt)

（語義2）

• 英語: idle ^(en), virtual image, false image

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「虚像」の例文・使い方・用例・文例

• それが虚像と反射像の違いです。
• 虚像.
• 贈収賄事件でその政治家の名声が単に虚像にすぎないことが分かった.
• 私はネルソン提督の実像と虚像のこの大きな違いを知って驚いた.
• ラテルナマジカという,スクリーンの虚像と舞台の実像とを同一物として演出する映像システム
• 虚像という,鏡やレンズによってできる物体の像