耳下腺とは? わかりやすく解説

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じか‐せん【耳下腺】

読み方:じかせん

耳の前下部にある、唾液腺(だえきせん)のうちで最大のもの。導管口腔(こうこう)に開いている。


耳下腺

英訳・(英)同義/類義語:parotid gland

唾液分泌する消化器官のうちの一つで、耳の直下にある。他にがく下腺舌下腺とがある。
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耳下腺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 21:03 UTC 版)

耳下腺(じかせん、Parotid gland)は大唾液腺の一つ。




「耳下腺」の続きの解説一覧

耳下腺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 15:30 UTC 版)

唾液腺」の記事における「耳下腺」の解説

耳下腺(じかせんParotid gland)は大唾液腺一つ。 耳下腺は最大唾液腺であり、三角形呈し外耳道の前下方にあり、下顎下顎角達する。後端は、胸鎖乳突筋及び茎状突起から出る諸筋に接し、その一部深く下顎後窩に入り顎関節接し、この部を深という。 上縁下顎枝および咬筋外面頰骨弓の下にある。前後径3〜3.5cm、上下径4〜5cm、厚さ2〜2.5cm、耳下腺管は長さ5〜6cmあり、この腺の前上部から出て頰骨弓の下約1cm所をこれと平行に咬筋外面沿って前走し、その前縁内方曲がり頰筋および頰の粘膜貫いて上顎の第2大臼歯歯冠の高さで、その対岸にある耳下腺乳頭口腔前庭開口する。耳下腺管の上方に副耳下腺があることがあり、その導管は耳下腺管と合する顕微鏡解剖学的には、純漿液性であり、腺の形から言えば複合包状腺である。 小葉結合組織により多数小葉分かれ大き導管以外は小葉内に含まれる。尚、耳下腺の間質には脂肪組織が多いことが特徴である。終末分泌)部は漿液細胞よりなり、円くて細胞質顆粒に富む為に暗く見える。 分泌物多く溜まると細胞大きくなりかつやや明るく見える。細胞間分泌細管があり、また細胞基底膜との間には扁平な籠細胞筋上皮細胞)がある。尚、腺細胞外側半(半分)はやや塩基好性に染まる。これは粗面小胞体集積の為であり、蛋白質合成盛んなことを示している。終末部は細長い介在導管介在部、峡部)によって線条導管線条部)に連なり、これが集まってやや太い導管となり耳下腺管となる。介在導管の壁は低い単層立方上皮内腔狭く線条導管の壁はその基底膜近く縦線基底線条)のある単層円柱上皮内腔はやや広い。導管大きくなるしたがい単層ないし二層円柱上皮覆われ内腔次第大きくなる顔面神経とその及び外頚動脈とそのは耳下腺を通り抜ける。ただし顔面神経は耳下腺を支配しない舌咽神経唾液分泌コントロールする

※この「耳下腺」の解説は、「唾液腺」の解説の一部です。
「耳下腺」を含む「唾液腺」の記事については、「唾液腺」の概要を参照ください。

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