顎下腺とは? わかりやすく解説

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がっか‐せん〔ガクカ‐〕【顎下腺】


がく下腺

同義/類義語:顎下腺
英訳・(英)同義/類義語:submandibular gland

比との唾液腺1つ
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顎下腺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/14 04:38 UTC 版)

顎下腺
唾液腺:①耳下腺、②顎下腺、③舌下腺
概要
動脈 en:glandular branches of facial artery
神経 en:submandibular ganglion
表記・識別
ラテン語 glandula submandibularis
MeSH A03.556.500.760.812
ドーランド
/エルゼビア
g_06/12392708
TA A05.1.02.011
FMA 55093
解剖学用語英語版

顎下腺(がっかせん、Glandula submandibularis)は、大唾液腺の一つ。ヒト以外の脊椎動物では下顎腺と呼ばれる。

顎下腺は耳下腺に続く大きさの唾液腺であり、やや平らな楕円体を成し、長さ2.5〜3.5cm、厚さ約1.5cm。

位置は顎舌骨筋の下で、下顎骨顎二腹筋の前後両腹との間の三角形の窩にあり、外面からは浅頸筋膜に覆われている。顎下腺管は腺の後端から出て、顎舌骨筋の後縁を廻り、その上に出、舌下腺の内側を前進して舌下小丘に開く。その長さは、5〜6cmである。

顕微鏡解剖学的には、大部分が漿液性であり、少部分のみ混合性である。腺小葉内には脂肪細胞が少なく、終末(分泌)部間の結合組織も少なくて緻密である。漿液性の部分には介在および線条導管がよく発達している。漿液細胞および粘液細胞よりなる混合性の部分では漿液細胞が群をなして終末部の一隅に押されて、いわゆる半月(Lunula)を成す。粘液細胞は分泌物が多く含む時、その原形質は扁平な核と共に細胞の底部に圧せられる。


顎下腺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 15:30 UTC 版)

唾液腺」の記事における「顎下腺」の解説

顎下腺(がっかせんGlandula submandibularis)は、大唾液腺一つヒト以外脊椎動物では下顎腺と呼ばれる。 顎下腺は耳下腺に続く大きさ唾液腺であり、やや平らな楕円体成し長さ2.5〜3.5cm、厚さ約1.5cm。 位置顎舌骨筋の下で、下顎骨顎二腹筋前後両腹との間の三角形の窩にあり、外面からは浅頸筋膜に覆われている。顎下腺管は腺の後端から出て顎舌骨筋後縁廻りその上に出、舌下腺内側前進して舌下小丘に開く。その長さは、5〜6cmである。 顕微鏡解剖学的には、大部分漿液性であり、少部分のみ混合性である。腺小葉内には脂肪細胞少なく終末分泌)部間の結合組織少なくて緻密である。漿液性の部分には介在および線条導管がよく発達している。漿液細胞および粘液細胞よりなる混合性の部分では漿液細胞が群をなして終末部の一隅押されて、いわゆる半月Lunula)を成す。粘液細胞分泌物多く含む時、その原形質扁平なと共に細胞底部圧せられる。

※この「顎下腺」の解説は、「唾液腺」の解説の一部です。
「顎下腺」を含む「唾液腺」の記事については、「唾液腺」の概要を参照ください。

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