初期キリスト教美術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/04 07:14 UTC 版)
初期キリスト教美術は、キリスト教初期段階の美術を指す。おそらく2世紀末から3世紀初頭に制作が開始されたと思われる。ローマ帝国勢力圏内で発生し、604年、教皇グレゴリウス1世の死まで続いた。古代ローマ末期の文化を母体として、政治的・宗教的状況の変化のはざまで、東方・西方世界それぞれに発展して行った。キリスト教独自の図像は、のちに神学体系の発展にともない、徐々に確立して行った。
- ^ a b 越 宏一「西欧中世美術序説」 中世哲学会、2018年9月12日閲覧。
- 1 初期キリスト教美術とは
- 2 初期キリスト教美術の概要
- 3 中世美術への展開
- 初期キリスト教美術のページへのリンク