カンノ製作所とは? わかりやすく解説

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カンノ製作所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 15:08 UTC 版)

株式会社カンノ製作所
Kanno Works,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
802-0022
福岡県北九州市小倉北区上富野1丁目5番25号
設立 1930年昭和5年)9月
業種 製造業
法人番号 9290801000814
事業内容 通信システム、自動制御システム、オーディオシステム、FA関連システム、集中監視システムの製造・販売
代表者 賀來康人(代表取締役
資本金 6,000万円
従業員数 137人
外部リンク http://www.kanno.co.jp/
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株式会社カンノ製作所(カンノせいさくしょ)は、福岡県北九州市小倉北区に本社を置く、通信機器システム等を扱う会社である。

主に鉄道関連の機器を取り扱う会社で、発車メロディ発車ベル装置、駅構内への放送装置、風速監視装置などを製作している。オーディオ機器の製作も過去行っており、愛好家を対象とした真空管アンプ・オーディオトランスなどの商品も製作していた。

沿革

発車メロディ

  • 東日本旅客鉄道(JR東日本)
    正式な曲名は公式で発表されているものがないため、有志による以下のような整理番号で呼ばれている[1]
    • 近郊地域13番:西川越駅武蔵高萩駅などで使用されていた。音色違いも存在していた。
    • 近郊地域14番:西川越駅~武蔵高萩駅などで使用されていた。音色違いも存在していた。
    • 近郊地域15番:府中本町駅甲府駅などで使用されていた。甲府駅を最後に消滅。
    • 近郊地域16番:府中本町駅や甲府駅など使用されていた。甲府駅を最後に消滅。
    • 長野1番:下諏訪駅のみで使用。
    • 長野2番:今井駅や軽井沢駅(しなの鉄道)などで使用。
    • 府中本町1番:現在不使用。府中本町駅で使われていた。また、短縮版が青梅線などで接近メロディとして使われていた。
    • 府中本町2番:JR東日本では、現在不使用。府中本町駅で使われていた。土佐くろしお鉄道の中村駅宿毛駅で現在も発車メロディとして使われている。
  • 西武鉄道 - 1994年1月号の月報誌『西武鉄道かわら版』で主要駅のそれまでの発車ブザーに代わり導入されることが発表され、同年2月の所沢駅を皮切りに、かつては主要駅の多くでカンノ製作所の発車メロディを50種類という多数を採用していた。後に線区ごとに統一したメロディを導入した。現在でも、多摩湖駅是政駅武蔵境駅萩山駅などで使用されている。

到着メロディ

上記のほか、九州旅客鉄道(JR九州)主要駅の案内放送や、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線神戸新交通愛知環状鉄道の一部、北越急行ほくほく線の接近メロディにも使用されている。愛知環状鉄道ではそれまで未導入であった曲が多数使用された。

脚注

関連項目

外部リンク




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