電気工事
電気工事(建設業許可の一種)
電気工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 16:01 UTC 版)
電気工事(でんき こうじ)とは、建設工事の中で送電線、配電盤、電灯、電力機器などの電気工作物の工事を行う専門工事である。日本の法制度上は、大きく分けて「電気保安に関する法体系[注 1]における電気工事」と「建設工事としての電気工事」の2つの意味が存在する。
注釈
- ^ 主として電気事業法、電気工事士法、電気工事業の業務の適正化に関する法律、電気用品安全法を指す。
- ^ 電気事業の用に供する電気工作物(電気事業用電気工作物)は含まれない。
- ^ 「電気主任技術者による保安に関する監督」の対象となる事業用電気工作物には、電気工事士法が適用されない電気事業の用に供する電気工作物を含む。
- ^ 電気保安に関する法体系上の電気工事業を指す。建設業法上の電気工事業とは一致しない。
- ^ 建設業法上の電気工事業を指す。電気保安に関する法体系上の電気工事業とは一致しない。
- ^ 一般送配電事業者・送電事業者・特定送配電事業者等がその事業の用に供する設備は、電気工事士法による電気工事の範囲に含まれない。
- ^ 一般送配電事業者・特定送配電事業者等がその事業の用に供する設備は、電気工事士法による電気工事の範囲に含まれない。
- ^ 送電線が電気事業の用に供する電気工作物である場合、電気工事士法による電気工事に該当しない。
- ^ 電気工事士法による電気工事に該当するのは、引込線取付点より屋内配線側の工事である。引込線取付点の配電線側の工事については、電気事業の用に供する電気工作物であるため、電気工事士法による電気工事に該当しない。
- ^ これらの機器は、「電気事業の用に供する電気工作物」に含まれる。
出典
- ^ 電気工事士等でなければ従事できない電気工事範囲とは
- ^ 電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」とは
- ^ 国土交通省. “業種区分、建設工事の内容、例示、区分の考え方”. 2021年1月21日閲覧。
- 1 電気工事とは
- 2 電気工事の概要
- 3 電気工事に関する資格
電気工事
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「牟礼ヶ岡ウインドファーム」の記事における「電気工事」の解説
風力発電所で発電された電気は、電力会社の送電線を経由して一般家庭に送られている。牟礼ヶ岡ウインドファームでは九州電力の滝之神帖佐線 No.78鉄塔から電気を送電している。風力発電機の発電する電気の電圧は690Vである。この電圧を構内送電線の6600V (6.6kV) に昇圧を行い、構内の連系用変電所に送電する。連系用変電所では、電力会社の送電線の電圧である66000V (66kV) に昇圧し、さまざまな安全対策(保護協調)を取り電力会社に電気を送り出す。 牟礼ヶ岡ウインドファームでは、1号機と2号機のほぼ中間地点に連系用変電所を建設し、構内に66kV送電線鉄塔2本を建設し九州電力の電力系統と連系している。連系用変電所の電気設備は、日本AEパワー(富士電機・明電舎・日立製作所)の製品を採用している。主な、連系用電気設備の構成は以下の通りである。 66kV C-GIS(主遮断器) 主変圧器 (13000kVA ONAN) 特高操作保護継電器盤 6.6kV遮断器盤(構内配電線分岐盤兼用) 統合監視装置(電気設備並びに風力発電設備統合監視) 無停電電源装置
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