電力量とは? わかりやすく解説

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でんりょく‐りょう〔‐リヤウ〕【電力量】

読み方:でんりょくりょう

電力時間の積、または電力時間的に積算積分)した量。電流のする仕事量等しい。単位ワット時Wh)、キロワット時kWh)など。


でんりょくりょう 電力量 electric energy

電気の力で仕事をする量。WHで表す。 電力量(WH)=電力(W)×時間 (電力電圧×電流)

電力量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 04:52 UTC 版)

電力量
electric energy
量記号 W
次元 M L 2 T −2
種類 スカラー
SI単位 ジュール (J)
CGS単位 エルグ (erg)
FPS単位 フィート・パウンダル (ft·pdl)
MKS重力単位 重量キログラムメートル (kgf·m)
FPS重力単位 フィート重量ポンド (ft·lbf)
プランク単位 プランクエネルギー (EP)
原子単位 ハートリー (Eh)
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電力量(でんりょくりょう、electric(al) energy)は、電力 (electric power) を時間積分したものである。

概説

電力量とは、電力を時間で積分したものである[注 1]。また、電力量とは「電気回路において電気がする仕事」である。近年の物理学の概念体系では電力量はエネルギーに分類され、電力量とは「電気によるエネルギー」とも言える。

単位

電力量は仕事の一種なので、仕事の単位(つまりエネルギーの単位)で表される。国際単位系 (SI) ではジュール (J) である。ところが、電力の単位(仕事率の単位)として「W(ワット)」がよく用いられるために、電力量の単位としてのジュールは、「ワット秒 (W s) 」と呼ばれることが多い(1 Jと1 W sは等価である)。より実用的にはワット時 (W h) やキロワット時 (kW h) が用いられることが多い。

関係式

例えば、直流(時間的に変化しない電流)で、電流 I が時間 t にした仕事(電力量)を W とすると、電圧V 、電力を P とすれば、

Category:電気 Category:電力

電力量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 17:15 UTC 版)

キロワット時」の記事における「電力量」の解説

電力量のワット時記号は、「Wh」である。つまり積の記号「・」挟まない記号となっている(電力量計画像のとおり)。キロワット時記号は、「kWh」である。電力量計特定計量器一つであり、記号としてkWh」を用いなければ検査合格できない。なおワット秒の記号は、「Ws」である。

※この「電力量」の解説は、「キロワット時」の解説の一部です。
「電力量」を含む「キロワット時」の記事については、「キロワット時」の概要を参照ください。

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