交流送電
交流送電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 06:12 UTC 版)
発電所で発電された電力は、送電のために特別高圧に変圧器で変電され交流送電される。交流は変圧が容易であるため、遠方へ簡単に送電できるという特長がある。一方で、直流送電には無効電力がないなど大規模な電力を長距離に送電する場合に利点があり、海底や地中での送電ケーブルでの送電では、整流器やインバータを使用した直流送電が利用される。 交流の配電で用いられる電気方式は三相4線式・三相3線式・単相3線式などがある。 電力会社が供給する交流の商用電源の周波数は国によって違い、60Hzまたは50Hzである。日本では歴史的経緯から同一国内に2種類の周波数が混在しており、概ね本州中央部を境に西が60Hz、東が50Hzを採用する。詳しくは商用電源周波数を参照のこと。
※この「交流送電」の解説は、「交流」の解説の一部です。
「交流送電」を含む「交流」の記事については、「交流」の概要を参照ください。
交流送電と同じ種類の言葉
- 交流送電のページへのリンク