へんりゅう‐き〔ヘンリウ‐〕【変流器】
変流器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/16 02:32 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2013年11月)
|

変流器(へんりゅうき)は変成器の一種で、交流電流を変換する電子部品であり、電流変成器やカレントトランスともいう。変流器のうち特に測定を目的に用いられるものを計器用変流器(けいきようへんりゅうき)という。
概要

基本的な変流器は、磁気的に結合した2つの巻線によって構成される。エネルギー保存則により一次側巻線と二次側巻線の電力は等しくなるが、電力は電圧と電流の積によって求まるため、その巻線の巻数の違いによって電流の大きさを変化させることができる。 すなわち、一次側の巻数をN1、一次側の電流をI1、二次側の巻数をN2、二次側の電流をI2、とすると次の式が成り立つ。
- 一次導体の構造による分類
- 絶縁の種類
- エポキシモールド形
- 油入り式
- 使用される磁性材
変流器の種類
零相変流器
![]() |
この節の加筆が望まれています。
|

零相変流器(れいそうへんりゅうき, 英語: ZCT, Zero-phase-sequence Current Transformer)は、地絡故障時に流れる零相電流を検出する変流器である。
これは、貫通型のものに三相共ケーブルを貫通させ、電流のベクトル和を見るもので、通常三相電流のベクトル和は相殺されて0になるが、地絡すると、グランドを電路とし電流が流れるため、ベクトル和が0にならないことを利用したものである。
光CT
電流による磁場の変化を、ファラデー効果により検出する方式の変流器。
計器用変流器
計器用変流器(けいきようへんりゅうき, 英語: CT, Current Transformer)は、交流電流計の測定範囲拡大に使われる変成器の一種である。 JISにおいては単に変流器と呼ぶ。これは変圧器と異なり測定用途以外で変流器が用いられる機会がほとんどなく、混乱を生じることがないためである。
関連項目
脚注
変流器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 11:46 UTC 版)
原理や構造は受電設備に用いられる零相変流器と同じであり、外形も似ている。(もちろん使用目的も使用電路の電圧や電流も大きく異なるので兼用は不可能である)
※この「変流器」の解説は、「漏電火災警報器」の解説の一部です。
「変流器」を含む「漏電火災警報器」の記事については、「漏電火災警報器」の概要を参照ください。
「変流器」の例文・使い方・用例・文例
- 変流器のページへのリンク