ct
「ct」とは、コンピューター断層撮影・変流器・サイクルタイムのことを意味する表現である。
「ct」とは・「ct」の意味
「ct」は主に「コンピューター断層撮影」という意味で用いられることが多いが、そのほかにも「変流器」や「サイクルタイム」などさまざまな意味で用いられている。・「ct(コンピューター断層撮影)」
医療業界において「ct」は英語の「Computed Tomography(コンピューテッド トモグラフィー)」の略語で、「コンピューター断層撮影」という意味で用いられている。体のあらゆる方向からX線を照射し、体を通り抜けたX線のデータを計算して輪切り画像にする。レントゲン撮影も、X線を照射して撮影するという点では「ct(コンピューター断層撮影)」であるが、レントゲンは1枚の画像であるのに対し、「ct」は複数の画像を撮影する点が異なる。
・「ct検査」はどんな検査なのか
「ct検査」は、検査台の上に寝た状態で、筒状のコンピュータ断層撮影装置の中に入って検査を行う。造影剤を使用せずに撮影をする「単純ct検査」と、造影剤を注射して行う「造影ct検査」の2種類がある。「造影ct検査」のほうが、病変や形態などをより詳しく見ることができる。検査にかかる時間は、検査部位や造影剤の有無によっても違ってくるが、5分から15分ほどで完了する。「ct検査」は微量であるが被ばくするため、体への負担を心配されることもあるが、1年に何回までなど検査回数への制限はない。検査の料金は保険が適応されると7000円から1万円ほどである。
・「ct」と「mri」の違い
「mri」は、「ct」と同様に筒状の装置の中に入って行う検査であるが、磁力と電波を照射するという点が異なる。画像コントラストが鮮やかであるため、「ct」では見逃すような小さな病変を確認しやすい。「mri」は磁力と電波を照射するため体への負担も少ないが、検査に時間がかかるほか、導入している病院が少ない。
・「ct(コンピュータ断層撮影)」のみかた
「ct」のみかたは、画像のコントラストによって判断する。正しく見るためには、X線の透過度による見え方の違いを知る必要がある。X線透過度が高いと黒く写り、X線透過度が低いと白く写る。通常、肺や脂肪は白っぽく写り、骨や炎症部分は黒っぽく写る。
・「ct(変流器)」
電気機器用語として、「ct」は英語の「Current Transformer(カレント トランスフォーマー)」の頭文字をとった略語で、「変流器」のことを指す。大電流を扱いやすい大きさの電流に変換するための機器である。
・「ct(サイクルタイム)」
ビジネスにおいて、「ct」は英語の「Cycle Time(サイクル タイム)」の略語で、製品の製造開始から完了までにかかる時間を意味する。「ct」は「稼働時間÷実際の生産数」という計算式で算出することができる。「ct」は製造の効率を測る指標として用いられる。
・「ct(カウンターテロリスト)」
ゲーム業界において「ct」は「カウンターテロリスト」といい、攻め側と守り側で対戦するゲームにおいての守り側のことを意味する。
「ct」の熟語・言い回し
ct検査とは
「ct検査」とは、コンピューター断層撮影検査のことである。検査でわかることは、脳出血やくも膜下出血、脳梗塞、脳腫瘍などの疾患のほか、がんが転移していないか、治療の効果が出ているのかなども確認することができる。検査に痛みは伴わないが、寝ころんだ状態で閉塞感のある狭い筒状の装置に入って撮影を行うため、閉所恐怖症の人は居心地の悪さを感じることもある。
腹部ctとは
「腹部ct」とは、腹部のコンピューター断層撮影検査のことである。肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などの検査が行え、腹部臓器原発の悪性腫瘍を発見したり、腹部リンパ節へ転移していないか確認したりできる。造影剤を使って検査する場合は、検査の4時間前から食事をすることが禁じられる。
シー‐ティー【C/T】
読み方:しーてぃー
シー‐ティー【CT】
読み方:しーてぃー
《computed tomography》人体のある断面を走査してコンピューターで映像化する方法。X線のほかポジトロンその他を用いるものがある。コンピューター断層撮影法。コンピュータートモグラフィー。→エム‐アール‐アイ(MRI) →ペット(PET)
シー‐ティー【CT】
読み方:しーてぃー
シー‐ティー【CT】
読み方:しーてぃー
CT
読み方:シーティー
別名:コンピューター断層撮影装置
CTとは、X線やなどの電磁波を照射して物体の内部を走査し、コンピュータを用いた画像処理によって断層の像を生成する装置のことである。医療分野をはじめさまざまな分野の非破壊検査に用いられている。
CTは装置を指す語として用いられている。CTを用いた走査や検査方法は「CTスキャン」(コンピューター断層撮影法)と呼ばれることが多い。
CTを用いて検査を行うと、物体を破壊することなく内部の断層のデータを取得できる。2次元(平面)画像として出力される場合も多いが、断層を連ねて3次元(立体)データを生成できるものも多い。
非破壊で断層の画像を撮影する方法としてはCTスキャンの他にMRI(Magnetic Resonance Imaging)もよく知られている。CTスキャンはもっぱら放射線を使用した撮像方法を指すが、MRIは原子核の核磁気共鳴と呼ばれる現象を利用した撮像方法である。
シーティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 16:44 UTC 版)
ジャック・ウィリアムスンは『シーティー』シリーズの1作『シーティー・シップ』Seetee Ship (1942) で、「(他の惑星環境の)地球化」という意味で「テラフォーム」という造語を使った。この語は現在ではフィクションの文脈を超えて広く使われている。
※この「シーティー」の解説は、「テルース」の解説の一部です。
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