検査部
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融資など様々な銀行業務の検査を行う部署である一方、別名「島流し待機所」と呼ばれ出世コースを外れた銀行員の出向待ちの部署。 富岡義則(とみおか よしのり) 演 - 浅野和之 東京中央銀行本部 検査部検査・企画グループ 部長代理(2020年版第8話 - 最終話) 旧S出身。「東京中央銀行の生き字引」と呼ばれる存在。半沢が新人時代、産業中央銀行八重洲通り支店に赴任した時に世話になった大先輩。大和田も新人行員の頃に銀行員のイロハを教わったと彼のことを慕っている。半沢や大和田からは親しみをこめて「トミさん」と呼ばれている。「出向待機所」とも言われる検査部に10年在籍している。 箕部への融資の詳細を探る半沢に協力を申し込まれ、全国に7か所ある書庫センターのどこかにクレジットファイルが保管されているのではないかと助言を与える。 実は牧野副頭取が自殺した当時、ニューヨーク支店に在籍して思うように動けない中野渡から自身の代わりに牧野副頭取の死の真相を究明できる人物を探して欲しいと依頼を受けた牧野の秘書であった新山によって、中野渡が提示した「旧Tから遠い旧S出身で、優秀で派閥の論理に左右されず、口が堅く忠実に調査を行える行員」に該当する人物として人選され、中野渡から牧野副頭取の死の真相、旧Tの不正融資の実態の調査の特命を受け、本部の中枢から一番遠い検査部を隠れ蓑にしてその役目を引き受けていた。 半沢たちが奇しくも旧T時代の箕部への不正融資の流れを追っており、その調査の応援を半沢に要請されたことから中野渡の特命のことは伏せながらも協力し、半沢の策略で突き止めた書庫センターに架空の店舗・荻窪西支店に偽装し保管されていた不正融資の証拠書類を、紀本の息のかかった行員に隠蔽されてしまう前に全て本部地下4階の秘密の保管場所に引き上げる。 旧T時代の不正融資を公表すれば東京中央銀行の社会的信頼が失墜することが明らかであることから、公表することに迷いを生じていたが、半沢が説いた不正を世間に謝罪し、二度と過ちを犯さないと誓い、信頼を取り戻す「覚悟」が必要という言葉で迷いを断ち、自分たちが信念を捨てなければ銀行は必ず立ち直れると信じ、不正を公表する「覚悟」を決めた。
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検査部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 04:28 UTC 版)
融資など様々な業務の検査を行う部署だが、その一方で「象の墓場」とも呼ばれ、出世コースを外れた銀行員の出向待ちポストでもある。 富岡義則(とみおか よしのり) 第4作に登場。検査部部長代理。旧S出身。半沢の入行以来の大先輩。 幕田健哉(まくた けんや) 第4作に登場。検査部部長代理。旧T出身。今まで合同書庫への検査情報を流して、書類の隠蔽に加担してきた。
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