検査車両の台車交換作業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 17:39 UTC 版)
養老線車両の定期検査は近鉄名古屋線の塩浜工場で実施されていたが、1959年(昭和34年)の近鉄名古屋線の標準軌への改軌に伴い、養老線車両は同工場に直接入出場することができなくなった。このため当駅構内を利用して台車交換場が設置されることとなり、桑名駅 - 当駅間に養老線の本線とは別に名古屋線に接続する標準軌の線路が敷設され、当駅構内に台車交換設備を備えた作業用建屋が建設された。以後、養老線所属車両は、塩浜工場への入出場時にはここで標準軌の仮台車に交換し、名古屋線の電気機関車又は電動貨車で牽引して入出場を行っている。当駅の貨物取扱廃止後もこの台車交換作業は引き続き実施する必要があり、養老線の経営分離後も存続している。
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