電動貨車とは? わかりやすく解説

電車

(電動貨車 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 12:40 UTC 版)

電車(でんしゃ、: train)は、鉄道車両のうち、電気動力として自走する事が可能な客車貨車の総称である。すなわち、客車や貨車そのものに動力が備わっており、機関車なしで自走可能な「電動客車」および「電動貨車」を指す。「電気列車」または「電動列車」とも呼ばれる。




「電車」の続きの解説一覧

電動貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 10:03 UTC 版)

伊那電気鉄道の電車」の記事における「電動貨車」の解説

1 → 42代1909年伊那電車軌道開業にともない前述電動客車3両(1 - 3)同時認可により、天野工場製造された電動貨車である。荷重は2t、25PSの電動機を2基、ブリル21E台車に装し、車体長を18ftとする記録がある一方で荷重5t、最大長23ft6in×最大高10ft9 1/4in、最大幅6ft1/2in、電動機36PS×2個とする記録もあり、途中で自社松島工場車体新造載せ換え、または、全く別物新造車振替えられた可能性が高い。 第1次改番により2代目4に改称されたが、昇圧後使用されなくなり1932年昭和7年7月12日付け廃車された。 2, 3 → 2(2代), 4 → 3(2代), 5 貨物需要の増加伴って1914年大正3年)に4両が天野工場製造されたものである荷重は5t、最大寸法長さ24ft11in×高さ10ft9 1/2in×幅5ft10 1/4inで、台車ブリル21E電動機は50PS×2である。 3, 4は、第1次改番によって2, 3いずれも2代目)改められたが、1928年昭和3年4月25日付け岡崎電気軌道(後の名鉄岡崎市内線)に譲渡され同社1, 2となったが、同社記録では車両引き渡され1927年昭和2年7月伊那電気鉄道松島工場製としており、譲渡の際、台枠台車電動機等を再用して車体新造したもの思われる初代2については、その後消息不明。5については1927年7月筑摩電気鉄道譲渡され同社デワ2となったが、いつの間に後述の6の履歴受け継ぎ1918年大正7年)製となっていた。 6 1918年5月9日設計認可自社松島工場製 の電動貨車で、荷重は5t、最大寸法長さ23ft6in×高さ10ft9 1/2in×幅7ftで、電動機は50PS×2である。1921年大正10年9月15日認可により、台車ブリル21E交換し電動機も36PS×2個としているが、昇圧により使用されなくなり1932年7月12日付け廃車となった

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電動貨車(→電気機関車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/03 14:33 UTC 版)

西鉄築港線の電気機関車」の記事における「電動貨車(→電気機関車)」の解説

電動貨車は開業時製造され1 - 3と、1941年昭和16年)に増備された9の計4両が在籍した1 - 3博多電気軌道築港線開業合わせて製造した1911年明治44年日本車輌製の木造2軸電動貨車。車体丸屋根で、側面中央部開口部設け開口部両側に窓を1枚ずつ配している。前面3枚窓で、前面窓下に前照灯設けている。台車ブリル21Eである。 9は1941年昭和16年)に汽車会社から譲り受けた木造2軸電動貨車で、1930年昭和5年汽車会社製。原発注者は余市電鉄→(余市臨港軌道)であるが、電化断念ストックされていたもの譲受当時1 - 3のほかに電気機関車4 - 8後述)が在籍していたため、その後に続く9の番号付された。車体1 - 3比べ少し寸法大きく側面中央部開口部設け運転台の横に窓を1枚ずつ配している。前面3枚窓で、前面窓下に前照灯設けている。台車担いバネ支持方式である。 1945年改番により1 - 3・91011 - 1014となった1954年昭和29年)、他の福岡市内線電車同時期に集電装置トロリーポールからパンタグラフ変更したのち、1955年昭和30年)には空気ブレーキ装備し同年3月7日付で電気機関車車種変更している(このときは番号変更せず)。 その後10131956年昭和31年11月10日付で廃車となった10111012・1014は当時増備進めていた1000形連接車番号重複するため1957年昭和32年4月1日付で801 - 803に改番され、1961年昭和36年2月11日築港線休止になるまで使用されたが、路線休止に伴い運用離脱同年4月20日付で廃車となった築港線休止時点での車体塗装藍色であった

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