プッシュプル列車とは? わかりやすく解説

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プッシュプル列車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 04:09 UTC 版)

プッシュプル列車(プッシュプルれっしゃ)は、鉄道動力集中方式において、編成の一端に機関車、他端に無動力の制御車を配し、機関車を付け替えることなく、前後双方向に同じ速度での走行を可能とした列車である。
これにより機関車交換や機回しを解消し、折り返し時間が短縮できる利点がある。ドイツ語圏ではこの形態を「ヴェンデツーク」 (Wendezug) 、フランス語では「リヴァーシビリテ」(Réversibilité)と呼ぶ。


  1. ^ 和田洋『客車の迷宮』、交通新聞社、2016年、p.67、ISBN 978-4330656168
  2. ^ 特に、各軸が機械的に連動しており、1軸ごとの再粘着制御ができない液体式ディーゼル機関車で顕著。
  3. ^ a b 沢野周一; 星晃 (1962). 写真で楽しむ世界の鉄道 アメリカ 1. 交友社. pp. 113-114 
  4. ^ Amtrak National Railroad Passenger Corporation. “The Keystone Corridor”. 2015年10月15日閲覧。
  5. ^ 狭軌・標準軌直通、スイスフリーゲージ列車の実力 観光路線で実用化、日本と仕組みはどう違う?


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