旅客運送とは? わかりやすく解説

旅客輸送

(旅客運送 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/15 03:42 UTC 版)

旅客輸送(りょかくゆそう, Passenger Transport)とは主に、旅客を運ぶことを指す。対義語は貨物輸送。

運輸業の一分野であり、運送する対象が人間の場合を「旅客運送業」と呼ぶ。

ただし旅客とは、乗り物に乗り、かつ運転をする業者に運賃を支払う者のことであり、無償で運ばれる人は「旅客」に当たらない。[注 1]

「公共交通機関」と呼ばれるものがこれを担う場合が多く、具体的には、鉄道、バス、船舶、航空などの定期便のほか不定期便・臨時便などで、乗り物としては旅客機(飛行機)・バス・タクシー(自動車)・旅客船(船舶)・旅客列車(鉄道車両)などがその代表例である。これらの運転(運行)は、旅客を運んでいる間は旅客運転(旅客輸送)にあたるが、旅客を乗せていない間は旅客運転にあたらない。

なお貨客混載は旅客運送に含まれうる。[注 2]

輸送手段

陸運



海運

航空

日本における統計

日本における旅客輸送
(人数ベース; 2021年)[1]

  鉄道 (81.7%)
  乗合バス (14.4%)
  タクシー (3.5%)
  航空 (0.2%)
  旅客船 (0.2%)

日常生活圏を超える移動について、距離別の交通機関シェアは以下の通り。都道府県を超えるものを対象とし、通勤・通学等は除外[2]。

日常生活圏を超える移動における交通機関 旅客輸送シェア(%; 2015年)[1]
移動距離 航空 鉄道 幹線旅客船 幹線バス 乗用車など 母集団に
占める割合
100km未満 N/A 3 N/A 1 95 20
100-200km N/A 11 N/A 2 86 45
200-300km N/A 16 N/A 3 81 12
300-500km 2 43 N/A 4 19 12
500-700km 12 64 N/A 3 11 5
700-1000km 43 42 N/A 3 11 3
1000km以上 87 7 N/A N/A 5 4

航空路線

2018年度の路線別旅客輸送実績は以下の通り。

路線別旅客輸送実績
(2018年度 資料: 国土交通省統計)
順位 路線名 旅客数 座席利用率
1位 羽田 - 新千歳 905万7,780人 74.5%
2位 羽田 - 福岡 872万4,502人 78.2%
3位 羽田 - 那覇 595万3,185人 78.7%
4位 羽田 - 伊丹 547万8,134人 77.8%
5位 羽田 - 鹿児島 251万8,809人 70.9%
6位 羽田 - 熊本 197万5,558人 68.6%
7位 羽田 - 広島 188万2,798人 67.6%
8位 福岡 - 那覇 187万9,098人 74.9%
9位 成田 - 新千歳 187万6,979人 81.9%
10位 羽田 - 長崎 176万5.366人 70.4%
11位 羽田 - 松山 157万1,237人 69.0%
12位 中部 - 新千歳 150万9,447人 70.1%
13位 羽田 - 宮崎 142万4,813人 63.0%
14位 羽田 - 関西 127万0,427人 72.7%
15位 羽田 - 高松 126万2,184人 67.9%
16位 羽田 - 北九州 125万3,158人 69.7%
17位 羽田 - 大分 124万0,156人 64.5%
18位 中部 - 那覇 119万4,286人 76.8%
19位 伊丹 - 那覇 115万4,349人 74.1%
20位 那覇 - 石垣 114万7,669人 63.1%

脚注

  1. ↑ 自動車の場合、家族を自家用自動車やレンタカーで運ぶことや、工場従業員の無料送迎バス等は旅客運送には当たらず、運転者の免許は日本では第1種でかまわず、日本のナンバープレートも事業用自動車(営業)用のものである必要が無い。日本の鉄道には個人所有の「自家用車」が存在しないので、その運転免許である「動力車操縦者」免許には、自動車運転免許での1・2種に当たる区別が無く、直ちに旅客列車の運転に使用出来る。しかしながら、同じ会社の従業員を業務での移動のために列車に乗せるとしても(例えば貨物列車や回送運転に「添乗」する乗務員等)、旅客運転では無い。
  2. ↑ 貨客混載を前提としたライトバン、ツーリングワゴン等の運行も行われている (「トラックの旅客運送解禁 9月1日から 過疎地など対象」 東京新聞(2017年7月1日)2017年7月23日閲覧) 

関連項目

外部リンク


旅客運送

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「台宇関係」の記事における「旅客運送」の解説

両国は直接的な航空路線を作ったことはない。近年ウクライナとロシアの関係が緊張しウクライナはロシアの各航空会社がウクライナ国内を飛行することを禁止し、転機の時間が約20時間掛かり、交通の往来は、相当不便である。 両国の往来が経由可能な地点(距離は不同、2018年3月11日現在): 中華民国 台北→北京、バンコク、デリー(2018年5月1日ウクライナと開通)、ドバイ、イスタンブール、ロンドンヒースロー、ロンドンガトウィック、パリ、ローマ、フランクフルト、アムステルダム、ウィーン、ニューヨーク、トロント(2018年6月6日ウクライナと開通)、ウクライナ空港へ再送。 高雄→北京、バンコク→ウクライナ。 花蓮→バンコク(チャーター便が花蓮に飛んでいる)→ウクライナ。

※この「旅客運送」の解説は、「台宇関係」の解説の一部です。
「旅客運送」を含む「台宇関係」の記事については、「台宇関係」の概要を参照ください。

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