デュアル・モード・ビークルとは? わかりやすく解説

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デュアルモード‐ビークル【dual mode vehicle】

読み方:でゅあるもーどびーくる

道路と鉄道線路どちらも走行できる機能備えた車両DMV


デュアル・モード・ビークル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 02:05 UTC 版)

デュアル・モード・ビークル(Dual Mode Vehicle, DMV[1])とは、列車が走るための軌道と自動車が走るための道路の双方を走行できるよう、鉄道車両として改造されたバス車両のことである[2]


注釈

  1. ^ 車上装置には、青、黄、赤、×赤の4つのランプによる車内信号が現示され速度制限防護、終端防御、後退防御を行う。

出典

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  33. ^ “線路も道路も走るDMV 世界初12月25日から運行 阿佐海岸鉄道”. 毎日新聞 (毎日新聞). (2021年11月10日). オリジナルの2021年11月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211110091413/https://mainichi.jp/articles/20211110/k00/00m/040/189000c 2021年11月10日閲覧。 
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  41. ^ 平成19年度公共交通活性化総合プログラム案件”. 国土交通省九州運輸局 (2007年). 2019年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月10日閲覧。
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デュアル・モード・ビークル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 14:10 UTC 版)

レールバス」の記事における「デュアル・モード・ビークル」の解説

詳細は「デュアル・モード・ビークル」を参照 2004年に、北海道旅客鉄道JR北海道)が日産・シビリアン種車にしたデュアル・モード・ビークル(DMV)を試作2007年には釧網本線限定的な運用行っている。2008年にはトヨタ製新車落成させ、早ければ2015年営業運転投入する予定だったが、2013年DMVとは無関係にJR北海道管内事故多発した影響により、DMV導入断念された。 その後2017年には、徳島県海部郡海陽町海部駅高知県安芸郡東洋町甲浦駅とを結ぶ阿佐東線運営する阿佐海岸鉄道が、2020年目途DMV導入決定した報じられている他、上述のように一旦は導入断念したJR北海道も、2015年冬起きた高波被害により鵡川駅 - 様似駅間が運休中の日高本線代替交通案の1つとしてDMV導入沿線自治体から求められていることを自社公式プレスリリースにて明らかにしていた。

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デュアル・モード・ビークル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:33 UTC 版)

阿佐海岸鉄道」の記事における「デュアル・モード・ビークル」の解説

DMV93形全車両、トヨタ自動車4代目コースター。各車両に以下の愛称がある。DMV931号「未来へ波乗り」 DMV932号「すだちの風」 DMV933号「阿佐海岸維新

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デュアル・モード・ビークル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:48 UTC 版)

日本のバス車両」の記事における「デュアル・モード・ビークル」の解説

詳細は「デュアル・モード・ビークル」を参照 道路と鉄道鉄軌道両方走行する機能備えた車両1963年国鉄が、鉄道末端区間でのバスとの乗り換え解消する目的で、アンフィビアン両生類バスの名で試作したが、重量過大などから実用化はされなかった。2004年からJR北海道実用化に向けて試験していたが、経営上の理由から2015年終了となった。これを阿佐海岸鉄道徳島県)が採用し路線末端区間での軌道道路直通運行2020年より開始することで実用日の目を見ることとなった

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