旅客鉄道(JR)での使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 06:28 UTC 版)
「駅収入管理システム」の記事における「旅客鉄道(JR)での使用」の解説
JR6社では特急券や指定席券などを発行するためマルス端末を用いているが、マルスでは自動券売機の売上実績の集計や磁気入りのM型、MR、ME型端末発行以外の切符(自動券売機券、POS端末発行の切符、補充券類など)を控除することができず、マルス導入後も乗車券簿による売上集計作業が続いていた。1990年代に入って、POS端末が導入され窓口売上集計作業の効率化や自動券売機、それに改札での精算を含めた駅全体の売上集計が容易になった。なお、POS端末は東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道のようにマルス端末と集計用POS端末が別々に設置されていることもあれば(JR東日本・ME型端末は集計用POS端末を内部にプログラムしていたが、2005年8月以降のシステム更新によりME型端末とPOS端末が別々に設置されていた)、九州旅客鉄道のようにマルス端末機自体に組み込んでいる会社もある。 マルス端末が設置されていない駅や設置されている一部駅では、乗車券類発行プログラムと発券プリンタを取り付けて乗車券の発行を可能にした。なお発券できるのは乗車券などマルスとの交信を必要としない切符に限られている。
※この「旅客鉄道(JR)での使用」の解説は、「駅収入管理システム」の解説の一部です。
「旅客鉄道(JR)での使用」を含む「駅収入管理システム」の記事については、「駅収入管理システム」の概要を参照ください。
- 旅客鉄道での使用のページへのリンク