相鉄・JR直通線とは? わかりやすく解説

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相鉄・JR直通線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 13:27 UTC 版)

相鉄・JR直通線(そうてつ・ジェイアールちょくつうせん)は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が整備主体として建設した神奈川東部方面線のうち、相鉄本線西谷駅から東海道貨物線横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線を建設する事業の計画名である[1][2]。通称SJ線[3]


注釈

  1. ^ 一部の列車は川越線川越駅から。
  2. ^ 有料特急列車を含めると、JR湘南新宿ライン宇都宮線東武日光線鬼怒川線を直通運転する特急「日光」「きぬがわ」号の事例がある。
  3. ^ 東京メトロを介した事例としては東京メトロ千代田線を介したJR常磐線各駅停車小田急小田原線多摩線の直通運転がある。
  4. ^ 大崎駅の構内扱いである短絡線(大崎支線)を経由するため、実際には品川駅を経由しない。
  5. ^ 鶴見駅は運賃計算上の分岐駅となっているが、ホームは設置されない。
  6. ^ 武蔵野線と重複
  7. ^ よって、同系は埼玉県内には基本的には入らない。また、りんかい線への乗り入れは代走でも行われない。

出典

  1. ^ 鉄道事業の旅客運賃(加算運賃)上限設定認可申請書”. 相模鉄道. 2019年11月12日閲覧。
  2. ^ 鉄道事業の旅客運賃上限変更認可申請書”. 相模鉄道. 2019年11月12日閲覧。
  3. ^ "最新技術を適材適所で採用し、着々と建設が進む神奈川の新・大動脈:神奈川東部方面線". JRTT. 2022年9月2日閲覧
  4. ^ JR東日本:東京近郊路線図(車内掲出版)”. 東日本旅客鉄道株式会社. 2020年5月8日閲覧。
  5. ^ (JR線代表的駅構内図)大崎駅構内図1F”. 東日本旅客鉄道. 2021年2月10日閲覧。
  6. ^ 佐藤利夫「特集:東京近郊JR路線別ガイド ⑪埼京・川越・相鉄直通線」『鉄道ファン2021年3月号』第61巻第3号(通巻719号)、交友社、2021年3月1日、34 - 35頁。 
  7. ^ a b c d 2019年11月 ダイヤ改正について” (PDF). 東日本旅客鉄道 (2019年9月6日). 2019年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月7日閲覧。
  8. ^ a b c 相鉄・JR直通線開業 11月30日(日)ダイヤ改正について” (PDF). 相模鉄道 (2019年9月6日). 2019年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月7日閲覧。
  9. ^ 都心とつながる(都心直通プロジェクト)”. 相模鉄道. 2019年9月7日閲覧。
  10. ^ 相鉄とJR東の直通運転、品川・東京方面も検討 (日本経済新聞 2013年12月27日)
  11. ^ 品川・東京方面への乗り入れ検討申し入れへ 神奈川東部方面線で横浜市長(神奈川新聞 2016年9月10日)
  12. ^ <相鉄・JR直通>品川・東京駅へ乗り入れ「困難」、2020年春までの開業は「確実」 - 新横浜新聞。2018年12月12日発信、2018年12月28日閲覧。
  13. ^ 神奈川県鉄道輸送力増強促進会議 平成30年度 要望・回答 東日本旅客鉄道 横須賀線”. 神奈川県. 2020年6月1日閲覧。
  14. ^ <JRが見解>相鉄・JR直通線の東京方面乗り入れ、「開業後の利用状況を見極める」”. 新横浜新聞. 2020年6月1日閲覧。
  15. ^ 相鉄とJR相互直通へ 乗り換えなしで新宿に 西谷〜羽沢間の接続案浮上 - 神奈川新聞社、2004年9月8日
  16. ^ 横浜市議会議事録、平成18年 まちづくり調整都市整備委員会 [ 02月03日-01号 ]
  17. ^ 本日(10月20日)、相鉄・JR直通線の工事施行認可を受けました』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2009年10月20日。 オリジナルの2013年9月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130915065923/https://www.sotetsu.co.jp/news_release/archives/PDF/091020_01.pdf2020年12月10日閲覧 
  18. ^ 本日(3月25日)、相鉄・JR直通線建設工事の起工式を挙行』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2010年3月25日。 オリジナルの2013年9月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130915064500/https://www.sotetsu.co.jp/news_release/archives/PDF/100325_01.pdf2020年12月10日閲覧 
  19. ^ 相鉄・JR直通線事業に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、2013年4月23日。 オリジナルの2015年6月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150626202834/http://www.jrtt.go.jp/08-2Press/pdf/H25/pressh250423.pdf2020年12月10日閲覧 
  20. ^ “神奈川県で建設中の相鉄・JR直通線、工事の遅れで開業を2018年度内に延期”. マイナビニュース. (2013年4月24日). https://news.mynavi.jp/article/20130424-a017/ 
  21. ^ 神奈川東部方面線事業に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、2016年8月26日。 オリジナルの2017年8月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20170805060225/http://www.jrtt.go.jp/08-2Press/pdf/H28/pressh280826.pdf2020年12月10日閲覧 
  22. ^ 上新大介 (2016年8月26日). “相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線ともに開業延期 - 建設費4,000億円以上に”. マイナビニュース. https://news.mynavi.jp/article/20160826-a421/ 2016年8月26日閲覧。 
  23. ^ 神奈川東部方面線 相鉄・JR直通線レール締結式の開催について』(PDF)(プレスリリース)独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、2019年2月21日。 オリジナルの2020年12月12日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201212034051/https://www.jrtt.go.jp/corporate/public_relations/pdf/pressh310221-1.pdf2020年12月12日閲覧 
  24. ^ 相鉄・JR直通線の開業日決定』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道/東日本旅客鉄道、2019年3月28日。 オリジナルの2020年7月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200727143834/https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190326.pdf2020年12月12日閲覧 
  25. ^ 渋谷駅 山手線内•外回り線路切替工事に伴う列車の運休について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2023-08-08日。 オリジナルの2023年11月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231119084026/https://www.jreast.co.jp/press/2023/tokyo/20230808_to01.pdf2023年11月23日閲覧 
  26. ^ 相鉄・JR直通線用新型車両 「12000系」を来年春に導入 前方監視カメラと車内防犯カメラを初めて採用” (PDF). 相模鉄道 (2018年10月3日). 2018年10月3日閲覧。
  27. ^ 2018年度 鉄道・バス設備投資計画 安全対策とサービス向上に総額126億円 ホームドアの全駅設置準備工事や相鉄・JR直通線用の新型車両を導入” (PDF). 相鉄グループ (2018年4月26日). 2018年5月15日閲覧。
  28. ^ a b 「POST 相鉄12000系、池袋まで運転開始」『鉄道ファン2021年6月号 特集:気になる国鉄・JR形』第61巻6号(通巻722号)、交友社、2021年6月1日、145頁。 
  29. ^ 相鉄、JR直通車両発注 J-TRECに6編成”. 日刊工業新聞 (2018年5月11日). 2018年6月2日閲覧。
  30. ^ 変貌する相鉄に注目! — 期待が膨らむ新線に沿って歩いてみた”. GetNaviWeb (2018年12月1日). 2019年3月3日閲覧。
  31. ^ 鉄道ファン 2019年6月号』第59巻6号(通巻698号)、交友社、44頁。 
  32. ^ a b c d e 相模鉄道 12000 系電車における sustina コンセプトの適用(PDF) - 総合車両製作所技報 第7号(2020年10月)
  33. ^ 相鉄・JR直通線開業 11月30日(土)ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道株式会社、2019年9月6日。 オリジナルの2019年9月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190906224530/https://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/190906_01.pdf2019年9月14日閲覧 
  34. ^ 「横浜市内」発着となる乗車券による市外乗車の特例”. JRおでかけネット. 2019年11月22日閲覧。
  35. ^ 特定の分岐区間に対する区間外乗車の特例”. JRおでかけネット. 2019年11月22日閲覧。
  36. ^ 「遠い駅」の方が安い? 相鉄・JR直通線の運賃のナゾ”. 鉄道コム. 朝日インタラクティブ (2019年11月30日). 2019年11月30日閲覧。
  37. ^ 【お詫び】JR線直通方面列車における車内モニターに関する種別色表示について”. 相模鉄道株式会社 (2019年11月30日). 2019年12月11日閲覧。



相鉄・JR直通線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 03:24 UTC 版)

神奈川東部方面線」の記事における「相鉄・JR直通線」の解説

2006年平成18年5月に、都市鉄道等利便増進法に基づく「相鉄・JR直通線」の整備主体である鉄道・運輸機構による整備構想申請営業主体である相鉄による営業構想申請が行われ、6月認定された。同年11月速達性向上計画が認定された。 相鉄・JR直通線の事業内容は、相鉄本線西谷駅からJR東海貨物線横浜羽沢駅付近まで約2.7 km連絡線羽沢駅仮称)を新設するほか、相鉄線内での速達性向上等のための追越施設として瀬谷駅下り待避線新設JR線相互直通運転を行うための相鉄線内鉄道電気施設等整備である。追越施設当初大和駅設置することも検討されたが、地下駅であり大規模な工事必要なことや瀬谷駅2面3線の駅であったことなどから、最終的に瀬谷駅設置された。2009年平成21年10月工事施工認可を受け、当初2015年平成27年4月開業予定していたが、多く貨物列車通過する横浜羽沢駅付近での工事当初想定より時間要したことなどにより、開業予定2018平成30)年度内に変更されたが、その後さらに延期され2019平成31)年度下期となった新設区間大部分地下トンネルであり、西谷駅羽沢横浜国大駅を結ぶ延長約1,446 mの西谷トンネルでは、都市トンネルでは初のSENSよばれる工法採用された。 2019年令和元年11月30日に相鉄・JR直通線が開業した貨物駅である横浜羽沢駅隣接して羽沢横浜国大駅開業しJR線との相互直通運転開始した詳細は「相鉄・JR直通線」を参照

※この「相鉄・JR直通線」の解説は、「神奈川東部方面線」の解説の一部です。
「相鉄・JR直通線」を含む「神奈川東部方面線」の記事については、「神奈川東部方面線」の概要を参照ください。

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