田端運転所とは? わかりやすく解説

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田端運転所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 15:15 UTC 版)

田端運転所(たばたうんてんしょ)は、東京都北区東田端二丁目にあった、東日本旅客鉄道(JR東日本)首都圏本部の現業機関である。かつては車両の所属もあったが、2022年4月に車両の所属および検修部門は尾久車両センターに移管され、以後廃止までは運転士のみが所属する現業機関となっていた。2023年6月1日、現業機関の再編に伴い、周辺の田端駅、尾久駅、日暮里駅、王子駅と共に田端統括センターへ再編され、田端運転所は廃止となった。


注釈

  1. ^ 「ほぼ」と表記したのは、当時のHゴムの色が運転席窓は白、側面モニタ窓抑えは灰色であったのに対し黒色であること、ナンバープレートの切り抜き英数字文字が白色塗装であったのに対し無色のクリア塗装であること、屋根のアンテナが中央部の通称「常磐線列車無線アンテナ」と通常用の列車無線アンテナの2本が設置されていたのに対し、通常の列車無線への統一(2008年頃からデジタル無線化されているが)に伴い1本であることにより、わずかながら当時とは外観が異なるためである。なお、高崎車両センター高崎支所に所属するEF64 1001号機は2017年10月の全般検査で国鉄機関車標準色に復元された際に白Hゴム化されているが、当該の部品は高崎支社が製造工場に特注で手配し、納品されたものを秋田総合車両センターへ検査入場で回送される同車両に搭載して交換作業を行ったものである。
  2. ^ 貨物列車牽引用グループではないが、2017年3月4日付で秋田車両センター(現・秋田総合車両センター南秋田センター)から転入した139号機がこの塗装グループに該当する。
  3. ^ 1号編成の置き換え用E655系(特別車両E655)が投入された2007年7月27日以降も装備している。
  4. ^ EF81が配置されている日本海側の長岡・青森両車両センター所属の車両と同様の対策工事であり、車内機械室およびモーター内への雪侵入防止強化対策(雪による短絡事故での走行不能事故を防ぐため、冬季は随所にフィルター増設、機械室内主要機器から外気を直接取り込むことを減らす処置などの対応が行われる)に重点を置かれて施工されている。
  5. ^ 乗務員および検修関係の人員のみ配置されており、機関車等の車両は無配置である
  6. ^ 田町地区再開発にて機関区設備そのものが廃止となり、現在は敷地全体が更地にされて再開発工事が進んでおり2019年に再開発工事終了予定
  7. ^ 寝台特急の一部や団体専用列車が品川・東京発着の列車に対し尾久車両センター所属車両が充当されていたため、検査・修理などによる回送の必要性が生じていた
  8. ^ 前述の新幹線の東京駅乗り入れ工事により、その区間の線路施設が撤去された。
  9. ^ 東京方は、神田間の首都高との交差部分まで、上野方は秋葉原に卸売り市場があった関係で、そこまでの残った線路を使用した。
  10. ^ 先台車連結器山側(先台車連結器の片側だけに装備されている。1エンド側は連結器の運転席側に、2エンド側は連結器の助士席側に装備されている。その関係上皇室用客車との連結の際は、電話栓の接続の関係上、機関車の向きを合わせる必要がある)
  11. ^ 運転席側窓下部に切り込みがされておりそこに赤色の矢印様の板が収納され、お召し列車停車時に運転席からの操作でのみ提示され、運転士および副機関士が確認しながらホーム等に表示された停車位置に表示板を合わせると御料車の出入口が奉迎者がいる指定の位置に停止するようになっている
  12. ^ それまではエンド表示は銀メッキ加工された金属板に車体と同色で枠および数字部分を除いて塗装されたもの、保安装置表示は白色ペンキ表記であった

出典

  1. ^ a b 交友社鉄道ファン』2023年7月号「JR旅客会社の車両配置表」
  2. ^ ネコ・パブリッシング『レイルマガジン2018.9 通巻420号 p.37』
  3. ^ イカロス出版『電気機関車EX』 Vol.4 2017 Summer p.18
  4. ^ イカロス出版「JTrain」 63号 2016 Autumn
  5. ^ 全学連、警官隊と衝突 国鉄スト田端機関区に300人『朝日新聞』1968年(昭和43年)3月2日朝刊 12版 14面
  6. ^ EF81 81がローズピンクお召仕様で出場
  7. ^ 「東急、道内運行の電源車公開」『日経産業新聞』2019年7月11日(食品・日用品・サービス面)。
  8. ^ JR東日本の電源車「ゆうマニ」東急に譲渡 「ザ・ロイヤル・エクスプレス」と北海道へ”. 乗りものニュース (2019年7月2日). 2019年7月2日閲覧。
  9. ^ イカロス出版『電気機関車EX』 Vol.3 p.10より
  10. ^ 交友社発行「EF58ものがたり」鉄道ファン編集部編
  11. ^ 鉄道ファン 鉄道ニュース2008年6月21日
  12. ^ イカロス出版『電気機関車EX』Vol.26 2023 winter pp.124-pp.127
  13. ^ イカロス出版『電気機関車EX』 Vol.4 2017 Summer p.29
  14. ^ イカロス出版『電気機関車EX』 Vol.4 2017 Summer 特集より
  15. ^ https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081202.pdf JR東日本2008年12月2日付プレスリリース
  16. ^ 当時は新治郡八郷町
  17. ^ イカロス出版『電気機関車EX』 Vol.4 2017 Summer pp.16 - 23 特集より
  18. ^ イカロス出版「JTrain」jtrain 63号 2016 Autumn 田端運転所EF65PF台検を見るより
  19. ^ 交友社鉄道ファン」2017年7月号 JR旅客会社の車両配置表 車両の転属より
  20. ^ “[https://www.jreast.co.jp/shiki-shima/story033.html 「TRAIN SUITE 四季島」を支える想い Vol.33]”. 2021年1月26日閲覧。
  21. ^ https://trafficnews.jp/post/78496/1
  22. ^ イカロス出版『JTrain』68号 2018 Winter p.145 “新車詳解 JR東日本 レール輸送用新型気動車 キヤE195系”
  23. ^ 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトアリル」1987年5月臨時増刊号新車年鑑1987年版24P記事。





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