長野総合車両センター
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長野総合車両センター(ながのそうごうしゃりょうセンター)は、長野県長野市西和田二丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)首都圏本部管轄の車両基地および車両工場。
注釈
- ^ 当センターのように、車両工場と車両基地の機能を同じ敷地内でもつ車両基地は、JR東日本では新幹線総合車両センターや東京総合車両センターがあり、他にJR西日本網干総合車両所、東武鉄道南栗橋車両管区、相模鉄道かしわ台車両センターなどが該当する。なお、JR北海道の苗穂工場(JR貨物苗穂車両所も含む)も同じ敷地内に車両配置の基地があるが、そこは苗穂運転所という名称である。
- ^ 「長」で始まる名称を持つ他区との区別のため。長万部機関区の区名札にも「長」は使われず、「万」の旧漢字である「萬」とされていた。
- ^ a b JR東日本テクノロジーHPの長野支店の事業所紹介では「JR東日本長野総合車両センター内で、在来線車両の定期検査、改造工事、ブレーキ部品・転落防止外ホロの製造、廃車解体などの業務を行っています。」と記載されている[15]。
出典
- ^ a b 太田浩道 編「東日本旅客鉄道 長野総合車両センター 長ナノ」『JR電車編成表 2023夏』発行人 伊藤嘉道、交通新聞社〈ジェー・アール・アール編〉、2023年5月18日、102-103頁。ISBN 978-4-330-02423-3。
- ^ a b 別冊付録:「東日本旅客鉄道 電車 気動車 長野総合車両センター〔長野〕(長ナノ)」『鉄道ファン7月号付録 JR旅客会社の車両配置表/JR車両のデータバンク 2023』第63巻7号(通巻第747号)、交友社、2023年7月1日、14 - 15頁。
- ^ 第35期有価証券報告書 42頁 (PDF) - 東日本旅客鉄道
- ^ 浅野純一郎「戦前期に策定された地方都市の都市計画の施行経過とその連続性に関する研究 : 1930-1969年間の長野都市計画を対象として」『日本建築学会計画系論文集』第69巻第580号、日本建築学会、2004年、133-140頁、doi:10.3130/aija.69.133_3、ISSN 1340-4210、NAID 110004659774、2021年6月20日閲覧。
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- ^ a b c “事業所紹介 長野支店”. ホーム>事業紹介>車両基地設備>事業所紹介[車両メンテナンス]. JR東日本テクノロジー. 2021年6月7日閲覧。
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- ^ 『鉄道ファン』2011年8月号(604号)、交友社、p.18(巻末資料)。
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- ^ a b ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2019夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2019年、p.103-105。ISBN 9784330972190。
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- ^ ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2018夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.356。ISBN 9784330884189。
- ^ びゅうツアー「ありがとう189系 N101編成」
- ^ 鉄道ファン7月号付録(別冊)「JR旅客会社の車両配置表 JRグループ車両のデータバンク 東日本旅客鉄道」、『鉄道ファン2020年7月号 特集:JR車両ファイル2020』60巻7号(通巻711号)、交友社、2020年7月1日 p. 34
- ^ 交通新聞社『JR電車編成表2018夏』359頁。
- ^ 交友社『鉄道ファン』2019年7月号 「JR旅客会社の車両配置表」
- ^ クモユニ143-3が東大宮(操)へ 交友社 railf.jp
- ^ 『鉄道ダイヤ情報』交通新聞社、2022/02/15(3月号)、103頁。
- ^ 『鉄道ダイヤ情報』交通新聞社、2023/08/21(10月号)、115頁。
長野総合車両センター
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「国鉄211系電車」の記事における「長野総合車両センター」の解説
車体帯:■■ 所属車両:192両0番台6両編成6本(N601 - N606編成)。セミクロスシートである。東京総合車両センターの旧10両編成のサハ、サロ以外が改造され転入した。 1000番台3両編成11本(N317 - N327編成)。セミクロスシートである。高崎車両センターの旧B編成のサハ以外が改造され転入した。 2000番台6両編成8本(N607 - N614編成)。ロングシートである。東京総合車両センターの旧10両編成のサハ、サロ以外が改造され転入した。 3000番台3両編成25本(N301 - N316・N331 - N339編成)。ロングシートである。幕張車両センターに所属していた全編成の一部車両と高崎車両センターの旧A編成・C編成の一部車両が改造され転入した。N331-N339編成は、元幕張車両センターの501-509編成であり、クモハ211の運転台側に増設されていたPS35C形シングルアーム式パンタグラフを、転用改造時に撤去して3両編成としたため、編成番号が区分されている。 甲府・長野地区の115系置き換えを目的として、2013年3月16日ダイヤ改正に合わせて3000番台3両編成8本が導入され、2014年3月15日のダイヤ改正では新たに12本(3000番台11本、1000番台1本)を導入した。これに伴い当時在籍していた115系の半分以上が置き換えられ、JR東海区間への乗り入れを開始。その後2014年10月までに1000番台10本と3000番台6本が加わり、1000番台と3000番台が出揃うとともに、2014年5月から2015年10月までに0番台と2000番台が転入した。 転用にあたっては、大宮、秋田、長野の各総合車両センターにおいて改造工事が施工された。転用改造工事内容は以下の通りである。車体カラー帯を長野地区の115系・E127系100番台に合わせたアルパインブルー + リフレッシンググリーンの「長野色」に変更。 先頭車の前位寄り台車に車輪の空転を防止するセラミック噴射装置「ニュージェット」の取り付け。 保安装置をATS-PとATS-SNの組み合わせから、ATS-Pと、ATS-Psの組み合わせに変更。 狭小トンネル断面に対応したPS33E形シングルアーム式パンタグラフへの交換、「◆」マークの貼り付け。 客室は基本的に大きな変更点はないが、客用ドア部の床敷物を黄色着色に変更したほか、寒冷地を走行することから暖房装置の容量増加などが図られている。 2021年の途中から、3000番台のN314編成のクハ210-3048・N315編成のクモハ211-3049の前面種別表示器を白地・黒文字・ルビなしの幕式へ、N316編成のクハ210-3050の前面種別表示器がLEDに交換されている。しばらくしてN314編成のクモハ211-3048・クハ210-3048とN315編成のクモハ211-3049・クハ210-3049の前面種別表示器をN301 - N305・N331 - N339編成と同等の表示幕へ再度交換された。 使用線区信越本線(篠ノ井駅 - 長野駅間) 篠ノ井線(全線) 中央本線(立川駅 - 中津川駅間) 大糸線 (松本駅 - 信濃大町駅間) 飯田線 (飯田駅 - 辰野駅間) 富士急行線 (全線) ← 立川・河口湖・中津川 富士山・飯田・長野・信濃大町 → 6両編成号車1 2 3 4 5 6 形式 クハ211(Tc) <モハ211(M) モハ210(M') <モハ211(M) モハ210(M') クハ210(Tc') その他設備WC WC 搭載機器 Cont MG,CP Cont MG,CP 車両重量0番台26.8t 34.1t 34.9t 34.1t 34.9t 26.8t 車両重量2000番台26.2t 33.5t 34.3t 33.5t 34.3t 26.2t 3両編成号車1/4 2/5 3/6 形式<クモハ211(Mc) モハ210(M') クハ210(Tc') その他設備 WC 搭載機器Cont MG,CP 車両重量1000番台36.3t 35.1t 27.1t 車両重量3000番台35.7t 34.5t 26.5t クハ210(Tc') モハ210(M') モハ211(M) クハ211(Tc)
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