長野総合車両センター〈長ナノ〉
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「国鉄485系電車」の記事における「長野総合車両センター〈長ナノ〉」の解説
N301編成 クハ489-201貫通扉封鎖工事施工後 1986年11月に「あさま」「そよかぜ」充当用として金沢運転所から転入の489系9両編成×3本でN301 - N303編成を組成し配置。塗装はJR化後の1990年以降に国鉄色から189系グレードアップ改造車で採用されたあさま色への変更を実施した。また、定期運用では交流電化区間は存在しない。 このほか1987年3月11日に保留車としてサシ489-83が転入したが、1988年にスシ24 506へ改造され尾久客車区へ転出。1990年には勝田電車区からサロ481-1053・1052をサロ489-1051・1052へ改造した上での転入により最大29両が配置された。 1996年にサロ489-1051・1052は上沼垂運転区へ転出、N302編成が長野駅構内での事故により廃車。残存したN301・N303編成も1997年の北陸新幹線長野開業により定期運用を失い2000年までに全車廃車となった。 長野総合車両所489系「あさま」「そよかぜ」編成 ← 上野 長野 → 編成番号クハ489モハ488モハ489サロ489モハ488モハ489モハ488モハ489クハ489N301601 218 33 16 217 32 216 31 201 N302602 222 37 14 221 36 220 35 202 N303603 225 40 15 224 39 223 38 203 その後2006年に新潟車両センターより4両編成×2本が転入。クハ2両は廃車となったが、残りの6両を改造したジョイフルトレイン「彩(いろどり)」を配置。2015年7月に交直切替機能を使用停止し直流専用車とされたが、2017年10月20日付で廃車された。 なお、配置車両の全般検査は489系も含み前身の長野工場時代から本センターで実施していた。
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