サシ
サシとは、二人が向かい合っている状態のこと。元々は二人が一緒にいる状態を表していたが、次第に「二人で何かをしている動作・状態」のことも意味するようになった。
【サシの語源・由来】漢字では「差し」と書く。「差し向かい」でと書けば、特に男女ふたりが向かい合っている状態を表すが、「サシ」は、男女に限らずふたりでいる状態で用いられる。また、この場合は「向かい合っている」という意味も失われていることが多く、単に「ふたりきりで」という状況を表していることがほとんどである。
【サシの用例】「今後のことについて、上司とサシで話をする」「サシで飲みながら、お互いの不満をぶつけ合った」「大好きなあの子と、サシで遊びに行きたい」
【サシの類語】「一対一」は、一つの物事が他の一つの物事だけに対応すること。たとえばサッカーやバスケットボールの試合で相手チームの選手と自分とでボールを奪い合うときなど、同じ空間に複数人がいる状況下で一人対一人になった場面などにも用いられる。サシと同じ意味でも使われることがある。
「対面」は顔を合わせ、向かい合っている状態のこと。「サシ」は横並びでも用いられる。
「タイマン」は一対一の喧嘩、決闘を表す。
【関連用語】「さし飲み」とは、一対一、ふたりきりの状態で飲食を共にすること。相手は異性とは限らず、上司や先輩、部下や後輩、同僚や恋人、友人など、誰であっても用いる。
さ‐し【×蠁子】
さし
さし【刺(し)】
さし【▽城】
さ‐し【左史】
さ‐し【左思】
読み方:さし
[250ころ〜305ころ]中国、西晋の文人。臨淄(りんし)(山東省)の人。字(あざな)は太沖(たいちゅう)。構想10年で書きあげた「三都賦」の人気が洛陽の紙価を高めた故事で知られる。詩では詠史詩にすぐれる。
さし【差(し)/指(し)】
読み方:さし
[名]
2 二人で向かい合ってすること。さしむかい。「—で飲む」「—で話す」
4 「差し合い1」に同じ。
「五郎兵衛さん、お百さんは—で居なさりやせん」〈洒・辰巳之園〉
5 (ふつう「サシ」と書く)謡曲で、拍子に合わせず、少し節をつけてうたう部分。さしごえ。
6 (ふつう「サシ」と書く)舞楽・能などの舞の型で、手をさし出すように前方へ水平にあげること。
さし【▽止し】
さ‐し【×渣×滓】
さ・し【▽狭し】
さ‐し【砂×嘴】
蠁子
渣滓
砂嘴
鏹
読み方:サシ(sashi)
銭の穴に通す細い縄。
別名 緡
刺
緡
繦
銭差
銭指
サシ
さし
サシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 23:12 UTC 版)
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「サシ」の例文・使い方・用例・文例
- コアジサシ
- シプロフロキサシンは抗生物質の一種だ。
- ハサミアジサシは水面すれすれに飛ぶ。
- マサシとタカコは、どこで休暇を過ごすかでおたがいけんかをしていた。
- こういうわけでハトやキョクアジサシのような鳥は地球の自分の道を見つけることができる。
- あなたはキョクアジサシという鳥のことを聞いたことがありますか。
- カモメの科:カモメとアジサシ
- アジサシ
- アジサシ亜科の1属
- 白と黒と灰色の羽毛を持つユーラシア・アメリカ産の一般的なアジサシ
- ハサミアジサシ属と同一の領域を占める:ハサミアジサシ類
- ハサミアジサシ科の標準属:ハサミアジサシ
- サシガメ類
- サシガメ
- サシガメ属
- 世界全域特に熱帯域のフサシダ科の標準属
- パパタシサシチョウバエに咬まれることによって運ばれる軽度のウィルス性の病気
- カッサシオンという合奏曲
- アジサシという水鳥
- サシガメという虫
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