アジサシとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 鳥類 > 日本の旅鳥 > アジサシの意味・解説 

あじ‐さし〔あぢ‐〕【×鰺刺】

読み方:あじさし

カモメ科アジサシ属の総称カモメ比べて体が細い。群れ生活し水中突入して捕らえる。アジサシ・コアジサシ・キョクアジサシなど。《 夏》「—の搏(う)ったる嘴(はし)のあやまたず秋桜子

アジサシ属の一種全長35センチ。頭が黒く上面灰色日本では旅鳥として春・秋海岸みられる


鰺刺

読み方:アジサシ(ajisashi)

カモメ科渡り鳥

学名 Sterna hirundo


鯵刺

読み方:アジサシ(ajisashi)

カモメ科、アジサシ属の海上アジとらえて食することからこの名がある

季節

分類 動物


アジサシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/27 05:18 UTC 版)

アジサシ
アジサシ Sterna hirundo
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: カモメ科 Laridae
亜科 : アジサシ亜科 Sterninae
: アジサシ属 Sterna
: アジサシ S. hirundo
学名
Sterna hirundo
Linnaeus, 1758
和名
アジサシ(鯵刺)
英名
Common Tern
  繁殖期(夏季)分布
  越冬期(冬季)分布
アジサシ Sterna hirundo
Sterna hirundo hirundo

アジサシ(鯵刺、学名:Sterna hirundo)とは、チドリ目カモメ科に分類される鳥類の一種である。

分布

ユーラシア大陸中部以北と北アメリカ大陸中部から東部の広い地域で繁殖し、アフリカオーストラリア南アメリカなどの熱帯から南半球にかけての沿岸部で越冬する。

日本渡りのルートにあたり、ふつう旅鳥として北海道から沖縄まで全国各地で観察される。まれに、越夏する個体もある。また、近年富山県群馬県東京都で少数が繁殖していることが確認された。

形態

体長は35 cmほどで、ハトと同じくらいの大きさ。と尾羽がツバメのように細くとがっていてスマートにみえる。くちばしはまっすぐで黒い。雌雄同色であり、頭、足、翼の先も黒く、のどと胸が白、他の体の部分はうすい灰色。

生態

日本では海岸に大きな群れがやってきて羽を休める。海に近い河川などの淡水域でも見られる。狙いをつけて水中に飛び込んでをとらえるが、狙いをつけるときには短時間ながらホバリング(停空飛行)をすることもある。集団繁殖地(コロニー)で繁殖し、海岸や河川、湖畔の砂浜などに浅い窪みをつくり草などを巣材に用いて巣をつくる。2-3 卵を産む。

参考文献

関連項目


アジサシ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 13:44 UTC 版)

名詞

アジサシ鰺刺鯵刺

  1. チドリ目カモメ科アジサシ属に属す一種学名:Sterna hirundo

「アジサシ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アジサシ」の関連用語

アジサシのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アジサシのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ダイブネットダイブネット
COPYRIGHT©2025 DIVENET LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアジサシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのアジサシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS