白鰺刺
シロアジサシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/22 04:49 UTC 版)
| シロアジサシ | |||||||||||||||||||||||||||
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| 保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Gygis alba (Sparrman, 1786) |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| シロアジサシ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| White Tern | |||||||||||||||||||||||||||
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橙:繁殖地
青:生息域
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シロアジサシ(白鯵刺、学名:Gygis alba)は、チドリ目カモメ科に分類される鳥類の一種である。
形態
体長約28cm。雌雄同色。成鳥は全身が白色だが、眼の先に小さな黒斑があり眼がより大きく見える。嘴は黒色で基部は青みがかっている。幼鳥は、後頭部や背中、翼に茶褐色の斑があり、耳羽には黒い斑がある。
分布
インド洋や太平洋、大西洋の熱帯、亜熱帯の島嶼で繁殖する。非繁殖期は、周辺の外洋に生息する。
日本へはごくまれに迷鳥として小笠原諸島や南西諸島に渡来する。北海道、本州でも台風で迷い込んだ個体の記録がある。南鳥島では古い繁殖記録がある。
生態
非繁殖期は、外洋上で生活するものが多い。
繁殖期は集団でコロニーを形成する。岩棚等の地上に産卵することもあるが、海岸近くの木の横枝に産卵することが多い。繁殖地では、よく樹上にとまっている姿が観察される。1腹1個の卵を産み、抱卵期間は30-32日である。抱卵は雌雄共同で行う。
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飛行
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イワシを咥えたシロアジサシ
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交尾するペア
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卵
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巣と卵、雛
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雛
参考文献
関連項目
シロアジサシと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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