コオバシギとは? わかりやすく解説

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コオバシギ

コオバシギ
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小尾羽鷸

読み方:コオバシギ(koobashigi)

シギ科渡り鳥

学名 Calidris canutus


コオバシギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 06:26 UTC 版)

コオバシギ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: シギ科 Scolopacidae
: オバシギ属 Calidris
: コオバシギ C. canutus
学名
Calidris canutus
(Linnaeus, 1758)
和名
コオバシギ
英名
Red Knot
Calidris canutus

コオバシギ(小尾羽鴫、小姥鴫、学名: Calidris canutus)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種である。

分布

シベリア北部、北アメリカ北部、グリーンランド北部で繁殖し、冬季は西ヨーロッパ、アフリカ、中南米、インドネシア、オーストラリアニュージーランドなどへの渡りをおこない越冬する。形態が似ているオバシギと比べると分布は広いが、局地的である。

日本では、旅鳥として春と秋の渡りの時に全国各地に渡来するが数は少ない。オバシギの群れに混じっていることが多い。秋に渡来するのは幼鳥が多い。

形態

体長約24cm。オバシギより一回り小さい。夏羽は頭部から腹までが赤褐色で、背は濃い茶褐色。下腹部と下尾筒は白色である。腰は白地に褐色の斑があるため、灰色に見える。嘴は黒で、やや短めである。冬羽は、体の上面が灰褐色になる。雌雄同色である。

生態

非繁殖期は干潟、水田、河口、海岸等に生息し、小規模の群れを形成する。繁殖期は、ツンドラ地帯に生息する。

砂泥地で、甲殻類、ゴカイ、昆虫類などを捕食する。植物の種子を食べることもある。

繁殖時期は6-7月で、地上に営巣し、普通4卵を産む。雌は産卵後暫くすると巣から離れ、それ以降は雄が抱卵、育雛をする。

鳴き声は「ノッ」「ポッポ」。

参考文献

関連項目




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