オバシギとは? わかりやすく解説

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オバシギ

オバシギ
オバシギ

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尾羽鷸

読み方:オバシギ(obashigi)

シギ科渡り鳥

学名 Calidris tenuirostris


姥鴫

読み方:オバシギ(obashigi), ウバシギ(ubashigi)

シギ一種

季節

分類 動物


オバシギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 07:06 UTC 版)

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オバシギ
オバシギ Great Knot
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: シギ科 Scolopacidae
: オバシギ属 Calidris
: オバシギ
C. tenuirostris
学名
Calidris tenuirostris
和名
オバシギ
英名
Great Knot

オバシギ(尾羽鷸、学名Calidris tenuirostris)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種である。

分布

シベリア北東部で繁殖し、冬季はインド、東南アジア、オーストラリアに渡り越冬する。

日本では、旅鳥として春と秋の渡りの時に全国各地で普通に見られる。

形態

全長28cm。夏羽は頭部から胸にかけて黒い斑が密にあり、脇にも黒褐色の斑がある。背から上面は黒褐色で白い羽縁があるが、肩羽に赤褐色の斑がある。腰は白い。腹は白く黒斑がある。冬羽では、体上面が灰色っぽくなる。雌雄同色である。嘴は黒く、頭部の長さより長い。

生態

非繁殖期には、干潟や河口、海岸、岸、海岸近くの水田などに生息する。数羽から数十羽の群れで生活している。繁殖期はツンドラや荒れた草原などに生息する。

砂泥地で、貝類や甲殻類、昆虫類などを捕食する。特に貝類を好んで食べる。また、植物の種子を食べることもある。

繁殖期は5月下旬から7月で、苔の生えた地上に営巣し、普通4卵を産む。雌は産卵後暫くすると巣から離れ、それ以降は雄が抱卵、育雛をする。

「ケッケッ」「キュ キュ」などと鳴く。

参考文献

関連項目



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