定期運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:06 UTC 版)
「近鉄80000系電車」の記事における「定期運用」の解説
定期運用では大阪難波駅 - 近鉄名古屋駅間の名阪甲特急と、大阪難波駅 - 近鉄奈良駅間の阪奈特急で運用されている。2020年度中に全11編成を導入して名阪甲特急を全て本形式で運行し、21000系「アーバンライナーplus」と21020系「アーバンライナーnext」は大阪難波・近鉄名古屋駅毎時30分発の名阪乙特急を中心とした運用となった。 配置される車両基地は高安検車区(末尾01 - 04および11の編成)と富吉検車区(その他編成)となっている。 本形式は2020年3月14日のダイヤ変更で営業運転を開始したのを皮切りに、4回に分けて投入された。 2020年6月13日から1日あたり運行開始当初の6往復から平日10往復、土休日11往復に増発された。また、新型コロナウイルス感染症の影響で5月30日から運休している土休日の名阪甲特急3往復も運転再開し、阪奈特急についても、6月15日以降平日2往復、土休日1往復にした。 2020年11月21日から8両編成(末尾50番台)を2編成投入し、「ひのとり」を平日1日14往復、土休日1日15往復に増発した。そして、大阪難波・近鉄名古屋を毎時30分に発車する名阪乙特急(1日17往復)のうち、「アーバンライナーplus・next」で運転される列車は平日12往復、土休日8往復から平日16往復、土休日14往復に増発された。置き換わる列車は名阪甲特急の平日、大阪難波発9・11・15・21時、近鉄名古屋発8・12・16・21時、土休日の大阪難波発7・13・17・18時、近鉄名古屋発8・10・13・20時発の列車である。また、大阪難波 - 近鉄奈良間を走る阪奈特急のうち「ひのとり」を使用する列車も11月21日から平日4往復に増発(土休日は従前と同じ1往復)し、「アーバンライナーplus・next」で運転している列車を置き換える。置き換わる列車は大阪難波発18時40分・23時20分、近鉄奈良発8時7分・19時44分の列車である。 2021年2月13日より毎時0分発及び土・休日の停車駅の少ない名阪甲特急が全て「ひのとり」での運行になった。それに伴い、毎時30分発及び主要駅に停車する名阪乙特急は全て「アーバンライナーplus・next」での運行となった。これにより、汎用特急による名阪乙特急の運用を終了し、近鉄12200系は定期運用を終了した。
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