近鉄80000系電車
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近鉄80000系電車（きんてつ80000けいでんしゃ）は、近畿日本鉄道（近鉄）が2020年（令和2年）3月14日より運行している標準軌線用の特急形電車である。愛称は「ひのとり」。
注釈
- ^ 「ひのとり」の愛称使用にあたり手塚治虫の漫画『火の鳥』とは無関係としているが、手塚プロダクションには事前に説明を行い、了承を得ている[7]。
- ^ 2015年の開発段階では、1人用個室に水平に倒れる座席を設置する案もあったが、見送られている[12]。
- ^ 後述のとおり、間合い運用で阪奈特急にも使われる。
- ^ 「楽」（20000系）と同じ構造[16]。
- ^ 定格100V・0.6A
- ^ 名古屋・奈良発の列車では両駅を発車後地上に出てから、大阪難波発の列車では地上に出て鶴橋駅を発車後に喫煙室の使用が可能となる（大阪難波行きの列車では鶴橋駅を発車後に使用不可能となる）。なお、長大トンネル（新青山トンネル・新生駒トンネル）内では喫煙室を使用可能。
- ^ 今後、トンネル内や山間部でも利用できるよう工事を進める[32]。
- ^ 近鉄の標準軌線区向け特急車で、日立製の主回路装置が採用されるのは本系列が初めてとなる（狭軌時代の名古屋線向け特急車に日立製の主要機器が搭載されていたものがあり、同線の改軌に合わせて機器の交換を伴わず台車のみ交換して標準軌に改造されたが、このような例は除く）。
- ^ 両社製とも容量は3300V -1800A[38]
- ^ 1台の制御装置で2台の主電動機を制御すること。
- ^ 定格出力240kW、端子電圧1050V、電流160A、回転数2973rpm、周波数100Hz[38]
- ^ 定格出力230kW、端子電圧1050V、電流164A、回転数2795rpm、周波数94Hz[38]
- ^ 190kVA、三相440V・60Hz[38]
- ^ DC100V・70Ah[38]
- ^ 容量1600L/min[38]
- ^ 「ひのとり◯列車（列車番号）」という表示が可能。
- ^ モ80200の名古屋方、モ80400・モ80500・モ80700の大阪方に1基ずつ搭載[39]。
- ^ 23000系、50000系の先頭車と同様。
出典
- ^ a b 『新型名阪特急「ひのとり」 ２０２０年３月１４日（土）デビュー！ 〜くつろぎのアップグレード 名阪特急 次の時代へ〜』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道株式会社、2019年8月30日。2019年8月31日閲覧。
- ^ a b c d 『鉄道ファン』2020年4月号 p. 75
- ^ ひのとり【公式】｜近畿日本鉄道 [@hinotori_80000] (2020年6月19日). "正解は、「鉄」でした☺️🎉鉄は加工性に優れているので、「ひのとり」の先進的でスピード感のある車体フォルムを実現しています。「ひのとり」の構体組立ムービーを、ぜひチェックしてみてください！". X（旧Twitter）より2020年6月20日閲覧。
- ^ 『近畿日本鉄道株式会社殿向け新名阪特急「ひのとり」最終号車が出場しました。』（プレスリリース）近畿車輛株式会社、2021年3月24日。2021年3月25日閲覧。
- ^ 『鉄道ピクトリアル 臨時増刊号』第954号、2018年12月、19 - 20頁、258頁。
- ^ 近鉄時刻表2020年3月14日ダイヤ変更号。P38
- ^ a b 大坂直樹「近鉄の新型特急「ひのとり」は何が最強なのか」『東洋経済オンライン』、東洋経済新報社、2019年9月30日、2020年8月30日閲覧。
- ^ 『新型名阪特急「ひのとり」2020年度グッドデザイン・ベスト100を受賞』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道（近鉄グループホールディングス）、2020年10月1日。2020年10月2日閲覧。
- ^ “鉄道車両 [近鉄80000系「ひのとり」 受賞対象一覧 Good Design Award]”. 日本デザイン振興会 (2020年10月1日). 2020年10月2日閲覧。
- ^ “2021年 ブルーリボン賞は、近鉄80000系「ひのとり」”. Raillab (2021年5月26日). 2021年5月26日閲覧。
- ^ 石川有紀「【ビジネスの裏側】リニアが来ても独自路線 近鉄名阪特急、新車両でも「２時間のくつろぎ」追求」『産経WEST』産経デジタル、2018年2月1日。2020年8月30日閲覧。
- ^ 「近鉄、名阪特急に豪華車両を検討／1人用個室、水平座席も」『四国新聞』、2015年11月5日。2021年5月16日閲覧。オリジナルの2015年11月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 近鉄80000系ひのとりブルーリボン賞受賞記念乗車券券面より
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- ^ 『近鉄の新型特急「ひのとり」先頭車両に当社ガラスが採用』（PDF）（プレスリリース）日本板硝子株式会社、2020年2月28日。2020年6月13日閲覧。
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- ^ 『新型名阪特急 ２０２０年春デビュー！ 〜くつろぎのアップグレード 名阪特急 次の時代へ〜』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道株式会社、2018年1月11日。2019年8月31日閲覧。
- ^ a b c 『大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時０分発の名阪特急をすべて「ひのとり」で運転します』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道、2021年1月8日。 オリジナルの2021年1月9日時点におけるアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
- ^ 『新型名阪特急「ひのとり」の増発について』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道株式会社、2020年6月2日。2020年6月13日閲覧。
- ^ 「近鉄80000系「ひのとり」に8両編成登場 名阪特急で新型増備進む」『乗りものニュース』メディアヴァーグ、2020年10月13日。2021年7月21日閲覧。
- ^ 佐藤正樹（キハユニ工房）「近鉄の80000系『ひのとり』に8両編成が登場…『アーバンライナー』を一部置換え 11月21日から」『Response.』イード、2020年10月14日。2021年7月21日閲覧。
- ^ 「鉄道ファン」2022年8月号別冊付録「大手私鉄車両ファイル 車両配置表 2022年4月1日現在」16ページ目
- ^ 『「ひのとり」試乗会延期のお知らせ』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道株式会社、2020年2月19日。2022年2月25日閲覧。
- ^ 佐々木康弘 (2021年7月14日). “近鉄「ひのとり」貸切列車が賢島駅まで走行、志摩線入線記念ツアー”. マイナビニュース 2021年7月21日閲覧。
- ^ 『初！新型名阪特急ひのとり 貸し切り列車として賢島へ！』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道株式会社。2021年8月29日閲覧。
- ^ 『「『ひのとり』志摩線入線記念ツアー」中止のお知らせ』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道株式会社、2021年8月19日。2021年8月29日閲覧。
- ^ 『ゴールデンウィークに名阪特急「ひのとり」が伊勢・鳥羽へ！～大阪、名古屋発の臨時特急を運行します～』（PDF）（プレスリリース）近畿日本鉄道株式会社、2022年4月6日。2022年4月6日閲覧。
- ^ “夏休みは名阪特急「ひのとり」で伊勢・鳥羽へ! ~大阪、名古屋発の臨時特急を運行します~”. 近畿日本鉄道. 2022年6月15日閲覧。
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