近鉄26000系電車
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近鉄26000系電車(きんてつ26000けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道の特急形車両である。「さくらライナー」の愛称を持つ。
注釈
- ^ ただし、16010系はごく稀に「サニーカー」と呼ばれることがある。
- ^ 16000系は当時の南大阪線系統の車両限界の制限により車体幅2,740 mmであったが、その後車両限界を標準軌線区と同一に拡大した結果、1986年に車体幅を2,800 mmに拡大した6400系通勤車が運用を開始していた。
- ^ 後述の通り、現在は運転台後方にデッキを増設したため客室内から直接前面眺望は望めない。なお、近鉄が保有する特急用車両ないし団体専用車両で運転台後方にデッキを持たないのは、「楽」、「しまかぜ」と「ひのとり」のみ。
- ^ 26000系のデビュー前年、JR東日本の「スーパーひたち」用651系電車において車椅子対応トイレが新幹線以外では日本で初めて採用されたが、それが直ちに全国の車両に普及したわけではなかった。
- ^ ただしダイヤ変更実施日の1990年3月15日は木曜日であったが26000系が運用され、大阪阿部野橋駅では発車式も実施された。
- ^ 連結が行われる橿原神宮前駅では「繋ぎ終わりましても4号車と5号車の間は通り抜けできません」と自動放送で案内されていた。
出典
- ^ a b c “「さくらライナー」あすからデビュー”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年3月14日)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『鉄道ファン』(第349号)1990年5月号、62 - 66頁
- ^ a b c d e 近畿日本鉄道編集『南大阪・吉野線特急 SAKURA LINER KINTETSU26000』(解説書)19頁
- ^ a b 藤井信夫 『車両発達史シリーズ2 近畿日本鉄道 特急車』144 - 146頁
- ^ 『信頼のネットワーク 楽しい仲間たち きんてつの電車』 近畿日本鉄道 13頁
- ^ 『鉄道ファン』(第473号)2000年9月号、55頁
- ^ a b c d 『鉄道ファン』(第352号)1990年8月号、68 - 73 頁
- ^ a b c d e f g h i j k l 三木理史「特急車両のあゆみ 補遺と21000系以後」『鉄道ピクトリアル』1992年12月臨時増刊号(第569号)、270 - 272頁
- ^ 『鉄道ジャーナル』(第283号)1990年5月号、22 - 27頁
- ^ 『鉄道ピクトリアル』(第527号)1990年5月号、59頁
- ^ a b 『鉄道ピクトリアル』(第527号)1990年5月号、40 - 41頁
- ^ 藤井信夫 『車両発達史シリーズ2 近畿日本鉄道 特急車』142 - 143頁
- ^ 16000系・16010系は6000系通勤車と共通の6.13である。
- ^ a b c d e f g h i j k 奥山元紀「近鉄26000系リニューアル車」『鉄道ファン』2011年7月号(第603号)86 - 89頁
- ^ a b 『鉄道ファン』2012年8月号 交友社 「大手私鉄車両ファイル2012 車両データバンク」
- ^ 交友社『鉄道ファン』2019年8月号 Vol.59/通巻700号 付録小冊子「大手私鉄車両ファイル2019 車両配置表」(当文献にページ番号の記載無し)
- ^ 『鉄道ファン』(第360号)1991年4月号、123頁
- ^ 『鉄道ダイヤ情報』(第326号)2011年6月号、72頁
- ^ a b c 『鉄道ダイヤ情報』(第326号)2011年6月号、64 - 65頁
固有名詞の分類
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