古市検車区とは? わかりやすく解説

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古市検車区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/12 09:29 UTC 版)

古市検車区(ふるいちけんしゃく)は、大阪府羽曳野市にある近畿日本鉄道車両基地

概要

南大阪線古市駅の南西に設置された車両基地で、南大阪線長野線吉野線御所線道明寺線を含む南大阪線系統を走行する全ての車両が所属する。電略記号は「フル」。

かつては全般検査・重要部検査を行う工場も併設していたが、1982年に高安工場(大阪線)・玉川工場(奈良線京都線)とともに五位堂検修車庫に統合されて廃止された(高安工場については、一部機能を高安検修センターとして残している)。

当検車区の配下には、併設の古市車庫(留置能力110両)と、天美車庫(留置能力58両、河内天美駅隣接、大阪府松原市)、六田車庫(留置能力29両、吉野線六田駅隣接、奈良県吉野郡大淀町)があり、天美車庫は主に特急車の折り返し整備と列車検査を担当している。このうち天美車庫はかつては同車庫に配置していた編成もあったが、後に配置車両がなくなり、南大阪線所属車両は全車両が当検車区の配置となっている[1]

所属形式

2019年4月1日現在の配置系列と在籍車両数は以下の通り[2]

特急車両
一般車両

過去の配置系列

一般車両

脚注

  1. ^ JTBパブリッシング JTBキャンブックス「近鉄電車」三好好三著のコラムで6800系が天美検車区(当時の名称)に所属していた証拠の写真が存在している。この写真は当時の近鉄車両全般に掲出されていた配置区の略称が掲げられていたものである。天美検車区配置の場合は「天」、当検車区配置の場合は「古」となる。
  2. ^ 交友社鉄道ファン』2019年8月号 Vol.59/通巻700号 付録小冊子「大手私鉄車両ファイル2019 車両配置表」(当文献にページ番号の記載無し)

関連項目




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