大阪電気軌道
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大阪電気軌道(おおさかでんききどう、英文社名:Ōsaka Electric Tram Co.[3])は、近畿日本鉄道(近鉄)の直系の前身にあたる、大正から昭和戦前期の関西系私鉄会社。略称は「大軌」(だいき)。
- ^ a b c d e f g h 『株式会社年鑑. 昭和16年版』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『株式年鑑 昭和15年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『全国公債社債明細表 大正7年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『株式会社年鑑. 昭和16年版』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 大阪-伊勢間の参宮急行が開通『大阪毎日新聞』昭和5年12月21日夕刊(『昭和ニュース事典第2巻 昭和4年-昭和5年』本編p444-445 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ a b c d e f g 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和12年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 1938年5月11日付大阪朝日新聞(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
- ^ a b c 近畿日本鉄道『近畿日本鉄道100年のあゆみ』2010年、p.156
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『株式会社年鑑. 昭和19年版』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- 1 大阪電気軌道とは
- 2 大阪電気軌道の概要
- 3 歴史
- 4 評価
- 5 脚注
参宮急行電鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 23:25 UTC 版)
1930年に近畿日本鉄道(近鉄)の前身となる参宮急行電鉄(参急)が、現在の大阪線・山田線に当たる路線を開業させ、大阪から伊勢神宮への高速参詣ルートを築いた時の広告に、「ロマンスカー」の語が使用された。その車両は、高性能かつハイレベルな設備を有していた、2200系を指していると推測できる。
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参宮急行電鉄
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1930年(昭和5年)12月20日 近鉄の前身の一つであり、大軌の子会社である参宮急行電鉄(参急)が、桜井駅 - 山田駅(後の伊勢市駅)間を仮開業させる(現、近鉄大阪線・山田線)。既に開業していた大軌桜井線(上本町駅 - 桜井駅間。現・近鉄大阪線の一部)と直通して、大阪 - 伊勢間130km超の長大電車路線が完成し、全区間を「日本一の電車」と称えられることになる2200系電車を用いた急行電車が2時間45分で走破した。 官鉄の後身である鉄道省(省線)の関西本線・参宮線を利用した場合、比較対象区間となる湊町駅(現、JR難波駅) - 山田駅間では普通列車が5時間、準急列車が3時間30分を要していた。参急線の開業に合わせてこちらもスピードアップしたが、それでも3時間程度が限界であった(後述)。 1931年(昭和6年)3月17日 伊勢側の参急独自ターミナルとなる宇治山田駅が開業し、参急線が全通した。 1932年(昭和7年)1月1日 大軌・参急線に初の「特急電車」が登場、上本町駅 - 宇治山田駅間を2時間1分で結んだ。特急電車には「五十鈴」(いすず)という列車愛称が付けられた。なおこの当時の特急は特急料金などといったものは徴収せず、他の列車と同じ様に乗車券のみで乗車できる、現在の阪急電鉄・阪神電気鉄道などのそれと同じ性格のものであった。 1932年(昭和7年)3月 参急、本線途中の参急中川駅(後の伊勢中川駅)から分岐して、津駅に至る津支線を全通させる。大軌・参急が名古屋方面へ進出していく第一歩であった。 1933年(昭和8年)10月 同年4月に省線の城東線(現在の大阪環状線)が、大軌線の交点に鶴橋駅を設置したのを受け、この時より同駅は特急停車駅になる。またこの時の改正で、上本町駅 - 津駅間に中川駅まで宇治山田駅行きの特急に併結される形で、1往復の特急が新設された。 1937年(昭和12年)5月24日 東京 - ロンドン間記録飛行に成功した朝日新聞社の飛行機神風号乗員が帰国し、彼らが伊勢神宮へ参拝するため、上本町駅 - 宇治山田駅間に臨時特急「神風」号が運転された。上本町発22時、宇治山田着0時1分であった。 5月25日 当時4往復運転されていた上本町駅 - 宇治山田駅間運転の特急のうち、3往復の愛称を「神風」と改め、「五十鈴」は津駅行きの列車を併結した1往復のみの愛称となる。
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