トラバーサー
車体を台上に載せて回転させて向きを変えるもので、ショー会場ではあらゆる角度から見せるために使われる。回転台のことをトラバーサーテーブルという。日常生活ではターンテーブルともいわれる。タワーパーキングの出入り口に設置されている。
トラバーサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/29 04:48 UTC 版)
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トラバーサー (Traverser) は、重量物を水平方向に安定して平行移動(長尺物を横移動)させるための装置。[1]一般には、鉄道の工場、検査場、車両基地などで複数線路間で鉄道車両を移動させる遷車台(せんしゃだい)[2]を指すが、ロケット基地でロケットを発射台に移動させる装置などもトラバーサーと呼ばれる。
本項では、鉄道で使われるトラバーサーについて述べる。
用途
車両の入換を行う際、奥にある車両も効率よく引き出せるために考案された[要出典]という。敷地の形や広さに制約のある、大都市における路面電車の車庫などに見られる。
また、ラック式鉄道のうち、ロヒャー式ラックレールでは分岐器が作れないため、複線区間の折り返し駅ではこれを使って車両を移動させることになる。スイスのピラトゥス鉄道では駅構内のほか、信号場でトラバーサーを採用している。
また、日本のリニアモーターカーの試験場のリニア実験線や札幌市営地下鉄南北線では、ガイドウェイを分割しトラバーサー上に移動させる「トラバーサー方式」の分岐器が使用されている。[3]
脚注
- ^ “トラバーサ | 建設・クレーン工事現場などの用語集 |アールアイ株式会社”. r-i.jp. 2025年1月29日閲覧。
- ^ 「遷車台」『精選版 日本国語大辞典』 。コトバンクより2023年3月11日閲覧。
- ^ “リニアの仕組み|山梨県立リニア見学センター”. www.linear-museum.pref.yamanashi.jp. 2025年1月29日閲覧。
関連項目
トラバーサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/16 15:22 UTC 版)
トラバーサーは、トラック間のユニットを自動的に平行移動する。 トラバーサーは、物を持ち上げたり移動するために他産業で利用されていた、トランスバーサーから改変されたものである。 トラバーサーにおいて、トラックのプラットホームは、モーターから成るボギー台車に掛かり、かつトラック上にも乗っている。 トラバーサーは、駅のようなふりをする。 第3のユニットに不測の遅れが生じた場合には横断されていて、最後の駅からトラバーサーへの50mの距離は、現状維持の能力を2つのユニットに提供するために維持される。
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