トラバント P800 RS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:22 UTC 版)
「トラバント」の記事における「トラバント P800 RS」の解説
トラバント P800 RSとは、トラバントP601をベースに開発されたラリー専用車両である。RSはRallysportの略である。1986年から1988年に掛けて3台のみが製造された。エンジンはP601の2ストローク機関をベースに771ccまでボアアップされたものが使用された。このエンジンはノーマルの約19kwに対して倍以上高出力の48kwを発揮した。 WRCでの活躍では、1986年から1989年、スポット参戦ではあるものの1000湖ラリーへグループAに3台体制でエントリー。強豪各社のホットモデルが参戦している中ポイント圏内に入ることはほぼなかったものの、86年は完走2台、87・88年完走1台、89年はクラス0で2・3・4位と1000cc以下のクラス0自体、出走車は少なかったものの健闘している。
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