国鉄EF30形電気機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/26 14:54 UTC 版)
EF30形電気機関車(EF30がたでんききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が製造した交直流電気機関車である。
注釈
- ^ 1モーター2軸駆動方式のため台車の両動軸は主電動機と歯車で連結されており独立して動かない。互いに独立して動くことを示す o の文字は付かないことに注意。
- ^ ステンレスの外板溶接時における歪みを逃がす目的もある。
- ^ 1号機用はCS13、2号機以降はCS13Bを搭載。
- ^ 連続励磁 1時間定格容量 320 kVA。
- ^ 連続励磁 連続定格容量 310 kVA。
- ^ 逆耐圧(商用交流) 350 V・逆耐圧(インパルス)450 V、順方向平均電流 100 A。
- ^ 逆耐圧(商用交流)700 V・逆耐圧(インパルス)800 V、順方向平均電流 200 A。
- ^ 更に18号機以降ではダイオードの性能向上により、2 - 17号機と同等の性能を維持したままでダイオード数24個という構成が実現している。
- ^ 台車間が連結されている場合はプラス「+」で結ぶ
- ^ 引張力が心皿・車体を介して作用すると、作用点が高くなり、力行時に台車間で軸重移動(進行方向前側の台車は軸重が抜け、後側の台車は軸重が加重される)が発生し、進行方向前側の台車は空転しやすくなる。車体を介さず台車から連結器に直接引張力が作用する構造の場合は、この影響が小さい。
- ^ EF58形・EF15形以前の旧型電気機関車は、連結器を車体ではなく台車枠に取り付け、台車間を中間連結器で連結することにより、引張力を車体に関係なく台車から被牽引車両に伝達する構造となっていた。本形式も車体を介さずに引張力を伝達する点では共通している。
- ^ EH10形やそれ以降に登場した当時の新型電気機関車では、引張力は台車から心皿、車体の台枠を経て連結器に伝えられる構成が採用されている。
出典
- 1 国鉄EF30形電気機関車とは
- 2 国鉄EF30形電気機関車の概要
- 3 主要機器
- 4 運用
- 5 保存機
固有名詞の分類
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