ニュートン (単位)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/08 09:12 UTC 版)
ニュートン newton |
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記号 | N |
系 | 国際単位系 (SI) |
種類 | 組立単位 |
量 | 力 |
組立 | kg·m/s2 |
定義 | 1 kgの質量を持つ物体に1 m/s2の加速度を生じさせる力 |
語源 | アイザック・ニュートン |
ニュートン(英: newton[注 1]、記号: N)は、 国際単位系(SI)における力の単位。1ニュートンは、1 kgの質量を持つ物体に1 m/s2の加速度を生じさせる力である。名称は古典力学で有名なイギリスの物理学者アイザック・ニュートンに因む。
(習慣的にトルクの単位であるニュートンメートルのメートルを省略し「ニュートン」と言う場合あるが誤用である)
名称
「ニュートン(newton)」の名称は、1904年4月にブリストル大学のデビッド・ロバートソン (1875 – 1941) (en:David Robertson (engineer))が提唱したものである[1][2][3][注 2]。
1913年の第5回国際度量衡総会は、ニュートンを力の単位として提案した[4]。
1946年、国際度量衡委員会 (CIPM) において、力の単位は1キログラムの質量に1 m/s2 の加速度を生じさせる力であるとの定義が決議された[5]。
1948年の第9回国際度量衡総会 (CGPM) は、このMKS単位系における力に「ニュートン(newton)」の名称と記号「N」を与える決議を採択した[6]。
人名に因む計量単位であるため、単位記号は大文字・立体の「N」と表記される。ただし英語で本単位の意味であるニュートンと書き出す場合は「newton」とする(国際単位系#単位の英語名称、一般的にアイザック・ニュートンを含め人名を示す場合は「Newton」とする。)。
定義
1ニュートンは、1キログラムの質量をもつ物体に1メートル毎秒毎秒 (m/s2) の加速度を生じさせる力と定義される。運動の第2法則はF = maとし、Fが力、mが質量、aが加速度である。単位で表すと以下のようになる:
F | = | m | ⋅ | a |
1 N | = | 1kg | ⋅ | m/s2 |
つまり、物理単位で書き表すと N = kg·m/s2 (キログラムメートル毎秒毎秒)となる。
また、次元解析で

「ニュートン (単位)」の例文・使い方・用例・文例
- ニュートンは引力の法則を確立した
- ニュートンはリンゴが頭に落ちてきた時に万有引力の法則を思いついた
- ニュートンの運動の法則
- ニュートンの運動法則
- これは遠心力ですがニュートンは絶対運動と見なしています。
- 彼は将来、ニュートンのような大科学者になるだろう。
- 彼は現代のニュートンだ。
- 私達はニュートンが引力の法則を発見したと教えられた。
- 私たちはニュートンが万有引力の法則を発見したと習った。
- もちろん、ダーウィンは同時代の多くの学者と同様、ニュートンの方法論に従っていると見られることを欲した。
- ペリーはエメット理論がニュートン物理学とは無関係に構築されたと考えているが、それは誤っている。
- ニュートンは引力の法則を確立した。
- ニュートンはりんごが木から落ちるのを見た。
- その子はニュートンのような人になりたがっている。
- ニュートンのような人[大科学者].
- その発見はニュートンによる.
- ニュートンの引力の法則.
- ニュートンロード 21 番地に住む.
- アイザック ニュートン卿.
- ニュートンはガリレオの生まれ変わりと言われてきた.
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