国際量体系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 16:42 UTC 版)
国際量体系(こくさいりょうたいけい、英: International System of Quantities; ISQ)は、物理科学の全域にわたってほぼ普遍的に受け入れられている物理量の量体系であり[1]、現代の科学技術分野で用いられる量を含む[1][2]。 また、ISQは国際単位系 (SI) を用いて測定される量を定義する[1][3]。
- ^ 次元の記号の記述に関して、サンセリフを必ず用いるべきであるかについては明確ではない。ISO 80000-1:2009ではセリフの有無に関する言及はないが、
- The conventional symbolic representation of the dimension of a base quantity is a single upper case letter in roman (upright) type.(基本量の次元はローマン体の大文字一文字の記号によって表される)
- The conventional symbolic representation of the dimension of a base quantity is a single upper case letter in roman (upright) sans-serif type.(基本量の次元はサンセリフローマン体の大文字一文字の記号によって表される)
- ^ これらのSI単位は国際量体系の定義には含まれないが、参考として記載する。
- ^ a b c d JIS Z8000-1 量及び単位-第1部:一般
- ^ ISO 80000-1 Qauntities and units. Part 1: General
- ^ JCGM 200:2012 VIM (3rd ed.)
- ^ SI 第8版 (2006), p.13, 1.1 量と単位。
- ^ S. V. Gupta, Units of Measurement: Past, Present and Future. International System of Units, p. 16, Springer, 2009 ISBN 3-642-00738-4.
- ^ SI 第8版 (2006), p.15, 1.3 量の次元。
- 1 国際量体系とは
- 2 国際量体系の概要
国際量体系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/05 06:51 UTC 版)
「ISO 80000-1」の記事における「国際量体系」の解説
ISO/IEC 80000 で規定されている、特別に選択された基本量と量方程式、および乗数を「国際量体系(International System of Quantities)」と定義し、全ての言語で"ISQ"と略記する。 組立量は、基本単位を用いて量方程式によって定義することができる。ISQには、長さ・質量・時間・電流・熱力学温度・物質量・光度の7つの基本量がある。
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国際量体系
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「ISO/IEC 80000」の記事における「国際量体系」の解説
詳細は「国際量体系」を参照 ISO/IEC 80000の第1部は、国際量体系を導入し、国際単位系(SI)との関係を記述している。 具体的には、導入部で「SI単位の基礎として使われる量の間の関係を含む量の体系を「国際量体系」(ISQ)という」と記載されており、さらに、「ISQは、基本的に無限で絶えず進化し拡大している、現代の科学と技術の全てが拠り所とする量と方程式の体系を規定するのに、便利な表記法である」と記述されている。
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