音圧レベルとは? わかりやすく解説

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音圧レベル

音圧レベルとは,計量法71条の条件合格した騒音計測定して得られるデシベル数であり,騒音大きさ表します
一般には,騒音計周波数補正回路A特性測定した値をデシベル表します
騒音の規制基準等はすべて音圧レベルによるものです。  音圧レベル 

音圧レベル

英語 sound pressure level

対象としている音の音圧基準音圧との比の常用対数20倍で、単位記号としてデシベル(dB)を用いる。基準音圧(OdB)は空気中の場合20μPa(実効値)である。音圧物理的に力の単位用いて表すことができるが、人間聞き取り得る音圧最小値(最小可聴値)から耳に痛み感じない聞ける音圧最大値(最大可聴値)までの可聴範囲が非常に広く桁数変化が6におよぶ数値を扱う必要があり実用上不便である。一方人間の音に対す感覚の大きさが、音の刺激大きさ対数比例することもあり、音圧尺度として最小可聴値基準とした常用対数尺度として用いている。

参照 音圧最大可聴値デシベル
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

おんあつレベル 音圧レベル sound pressure level [SPL]

音の強さを表すもの。音の強さ音波方向垂直な単位面積通過する音波エネルギーで、音圧2乗比例する測定した音圧Pと基準音圧(0.0002μ bar)との比をいう。 単位デシベル(dB)。音圧レベル [SPL]=20log10 (測定した音圧)/(基準となる音圧)
音圧レベル(dB)=20log10(P/P 0
P    :ある音の音圧
P 0  :基準音圧
人間感覚刺激強さ対数にほぼ比例するという法則よる。

音圧レベル

ある音の音圧基準音圧との比の常用対数20倍を音圧レベルといい、デシベルdB単位表わす
なお基準音圧とは、周波数1000Hzにおける人間最小可聴値意味する

≫ 総合カタログ 技術資料編「板ガラス遮音
  (PDFファイル 604KB/4ページ)

音圧レベル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 18:14 UTC 版)

音圧レベル(おんあつレベル、: sound pressure level)とは、音圧の大きさを、基準値との比の常用対数によって表現した量(レベル)である。




「音圧レベル」の続きの解説一覧

音圧レベル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 15:53 UTC 版)

「音」の記事における「音圧レベル」の解説

人間は非常に幅広い強度の音を感知できるため、音圧常用対数用いたデシベル表されることが多い。 音圧レベル (sound pressure level, SPL) は Lp記され、以下のように定義されるL p = 10 log 10 ⁡ ( p 2 p 0 2 ) = 20 log 10 ⁡ ( p p 0 )  dB {\displaystyle L_{\mathrm {p} }=10\,\log _{10}\left({\frac {{p}^{2}}{{p_{0}}^{2}}}\right)=20\,\log _{10}\left({\frac {p}{p_{0}}}\right){\mbox{ dB}}} ここで p は音圧RMS、p0 は基準となる音圧である(音圧レベルを示す際には、用いた基準音圧 (re) も表記することが重要である)。 一般的な基準音圧としては、ANSI S1.1-1994 では、 大気中で 20 µPa水中で 1 µPa定められている。 人間の耳は全ての周波数に対して感度一定ではないので、音圧レベルは人間感覚に合うように周波数重み付けされる事が多い。国際電気標準会議 (IEC) はいくつかの重み付け方法定義している。「A特性周波数重み付け」は雑音対す感度一致し、それによって重み付けされた音圧レベルは dBA表記される。「C特性周波数重み付け」はピークレベルを測定するのに用いられる

※この「音圧レベル」の解説は、「音」の解説の一部です。
「音圧レベル」を含む「音」の記事については、「音」の概要を参照ください。

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