感度とは? わかりやすく解説

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かん‐ど【感度】

読み方:かんど

他からの刺激感じ度合い程度。「—の鋭い人」

受信機測定器などが、電波電流などを感じ度合い。「ラジオの—が悪い」

写真フィルムなどの感光材料が光に反応する度合い数値表し制定機関によって、現在多く使用されるISO(イソ)感度や、ASA(アサ)感度・JIS(ジス)感度などがある。「高—フィルム


感度

【仮名】かんど
原文sensitivity

医学検査においては特定の疾患のある人の集団のなかでその疾患対す検査陽性結果が出る人の割合のことをいう。問題疾患があっても検査結果陰性になる(偽陰性)人もいるため、感度が完全に100%検査存在しない

感度

読み方:かんど

もともとはフィルムが光に感じ度合い示したもので、標準化されたのはASAアメリカ規格協会)の定めたのだった。それがJIS日本工業規格)として日本でも標準化された。しかし、ドイツにはDINドイツ工業規格)があり、また旧ソ連では独自のGOST(ゴスト)という感度表記もあった。のちにISO国際標準化機構)が国際規格として、ASAおよびDIN準拠した規格決めた。これがISO感度で、現在でもフィルムではたとえばISO100/21°のように表記する。なお、デジタルカメラ撮像感度便宜的なもので、ISO感度表記してあるが、フィルムの感度とは必ずしも一致しない
ISO感度 参照

感度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 22:23 UTC 版)

感度(かんど、: sensitivity)は、統計的な概念の一つ。分野によって定義が異なっているが、おおむね「ある対象に与えた刺激とそれに対する応答の関係」に関わる指標である。

感度 (火薬学) - 火薬の外部からの刺激に対する爆発感度性の尺度。

感度 (写真) - ISO感度国際標準化機構(ISO)で策定された写真フィルムの規格であり、あるフィルムがどの程度弱い光まで記録できるかを示す。

感度 (電子工学) - 電子デバイスにおいて、ある信号対雑音比を有する出力信号を生成するために必要な入力信号の最小値。

感度 (計測機器) - 計測機器の分野においては、感度限界、感度係数のどちらかを意味する。

感度 (無線) - 無線電信において、アンテナ利得、受信機の感度を指したり、受信状態を表現するのに用いられる。

感度 (検査) - ある検査について「陽性と判定されるべきものを正しく陽性と判定する確率」として定義される値。

脚注


感度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/16 16:42 UTC 版)

炭素13核磁気共鳴」の記事における「感度」の解説

13C NMRプロトンNMRでは直面しない数多く測定複雑化させる要因を持つ。13C NMR1H NMR比べて感度がかなり低い。炭素天然同位体として12C、13C、14Cをもつが天然存在比98.9%と大部分占める12Cおよび1.2×10−8 %の14Cは、スピン量子数が0であり磁気的に不活性NMR検出できない。13C同位体スピン量子数1/2で磁気的に活性NMRによって検出可能であるが天然存在比1.1%と微量である 。加えて磁気回転比(6.728284 107 rad T−1 s−1)は1Hのわずか1/3であり、感度がさらに下がる。13Cの総合相対感度」は1Hよりも約4桁低い。 この存在比問題同位体濃縮によって克服できる場合もある。 有機化合物典型的な測定では、13C NMRは1ミリグラム試料スペクトル記録するのに数時間を必要とし(1H NMRでは15から30分)[要出典]、スペクトル品質低くなる双極子はより弱く、α状態とβ状態のエネルギー差はプロトンNMR4分の1であり、ボルツマン分布の差はそれに応じて小さい。

※この「感度」の解説は、「炭素13核磁気共鳴」の解説の一部です。
「感度」を含む「炭素13核磁気共鳴」の記事については、「炭素13核磁気共鳴」の概要を参照ください。

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