感度
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感度(かんど、英: sensitivity)は、統計的な概念の一つ。分野によって定義が異なっているが、おおむね「ある対象に与えた刺激とそれに対する応答の関係」に関わる指標である。
感度 (火薬学) - 火薬の外部からの刺激に対する爆発感度性の尺度。
感度 (写真) - ISO感度。国際標準化機構(ISO)で策定された写真フィルムの規格であり、あるフィルムがどの程度弱い光まで記録できるかを示す。
感度 (電子工学) - 電子デバイスにおいて、ある信号対雑音比を有する出力信号を生成するために必要な入力信号の最小値。
感度 (計測機器) - 計測機器の分野においては、感度限界、感度係数のどちらかを意味する。
感度 (無線) - 無線電信において、アンテナの利得、受信機の感度を指したり、受信状態を表現するのに用いられる。
感度 (検査) - ある検査について「陽性と判定されるべきものを正しく陽性と判定する確率」として定義される値。
脚注
高感度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 16:52 UTC 版)
一般にISO感度400 - 1000程度を高感度という。粒状性はやや粗いが、今では従前のISO100と同等以上にまで描写性が改善され、感度本位のものとして、白黒ネガやカラーネガではISO400クラスが標準感度になりつつある。ISO100クラスに比べ日中屋外でも天候の変化などに対しても使いやすく、特にF値の暗いレンズが多いズームやコンパクトカメラでは有利である。F値の明るい単レンズでは、高速シャッターの使用や、室内でのノンフラッシュ手持ち撮影が可能となることもある。またモノクロや内式カラーリバーサルの場合、ISO1600 - 5000程度までの増感現像が可能な場合もある。
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