乗数効果
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乗数効果(じょうすうこうか、英: Multiplier effect)とは、一定の条件下において有効需要を増加させたときに、増加させた額より大きく国民所得が拡大する現象である。国民所得の拡大額÷有効需要の増加額を乗数という。マクロ経済学上の用語である。リチャード・カーンがもともとは雇用乗数として導入したが、ジョン・メイナード・ケインズがのちに投資乗数として発展させた。
- ^ 「雇用乗数」ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、コトバンクより。2015年3月14日閲覧。
- ^ 増淵勝彦、飯島亜希・梅井寿乃・岩本光一郎 『短期日本経済マクロ計量モデル(2006年版)の構造と乗数分析』〈ESRI discussion paper series no.173〉内閣府経済社会総合研究所、2007年1月 。
- 1 乗数効果とは
- 2 乗数効果の概要
- 3 効果を相殺する要因
- 4 関連項目
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