相鉄12000系電車
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相鉄12000系電車(そうてつ12000けいでんしゃ)は、2019年(平成31年)4月20日に営業運転を開始した相模鉄道(相鉄)の通勤型電車。
注釈
- ^ 2019年度は5月1日に平成から令和へ改元されたため、元号表記の場合、第2編成以降は令和元年度に導入となる。なお、相鉄12000系(第1編成)は全国の鉄道で平成最後の新型車両デビューとなった[4]。
※車外に取り付けられている総合車両製作所 (J-TREC) の製造年銘板では、第1編成が「平成31年」、第2〜4編成が「2019」(西暦表記)、第5編成が「令和元年」、第6編成が「2020」(再び西暦表記)となっている(車内の銘板〈ステッカー〉は全編成とも西暦表記)。 - ^ 相鉄・JR直通線の運用は4編成で行い、残りの2編成については予備車とする方針[4]。また、このうち5編成は代替車両の置き換えも目的とした増備で、残りの1編成は開業に伴う純粋な増備とされている[5]。
- ^ 譲渡車両も含めた平成最後の新形式車両は2019年4月27日にデビューした養老鉄道の7700系である。また、令和最初に営業運転を開始した新型車両は2019年5月18日にデビューしたWILLER TRAINSのKTR300形である。
- ^ 座席の高さは20000系のものより少し (30mm) 低くした[3]。
- ^ 相鉄形ATSの使用を終了したため。
- ^ 踏面ブレーキがユニット式・排障器あり・速度発電機が1つ多いなどの差異がある。
- ^ ただし、ST-TR255-1はユニット式。
- ^ 新宿駅には同年9月2日に試運転で初めて乗り入れた[25]。
- ^ 代走などの場合および回送列車による板橋駅電留線入線の場合[26] を除く。
出典
- ^ 交友社『鉄道ファン』2020年8月号付録「大手私鉄車両ファイル 車両配置表」
- ^ “相鉄「都心直通」2つの新型車両はここまで違う”. 東洋経済オンライン (2019年4月4日). 2024年1月4日閲覧。
- ^ a b c d e “相鉄「都心直通」2つの新型車両はここまで違う”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社 (2019年4月4日). 2019年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
- ^ a b c 相模鉄道、新型車両「12000系」を公開。能面をモチーフにした個性派 bizSPA!フレッシュ、岸田法眼 2019年4月22日、同日時点のアーカイブ (Wayback Machine)
- ^ 国土交通省 運輸審議会 諮問関係事案の審議状況【相模鉄道株式会社からの鉄道の旅客運賃の上限設定の認可申請事案】第2回審理 配付資料 (PDF) p.12 平成31年(2019年)3月12日
- ^ a b c d 『相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」を来年春に導入 前方監視カメラと車内防犯カメラを初めて採用』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2018年10月3日。 オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブ 。2020年12月10日閲覧。
- ^ “JR線との直通線向けに相鉄 新車両「12000系」導入へ”. 神奈川新聞. (2017年12月19日). オリジナルの2018年3月16日時点におけるアーカイブ。 2020年12月10日閲覧。
- ^ 12000 SERIES / SOTETSU(PRODUCT DESIGN CENTER)
- ^ 2019年度グッドデザイン賞受賞「相鉄12000系車両」(グッドデザイン賞公式ウェブサイト 2019年12月16日閲覧)
- ^ 『2019年度グッドデザイン賞を受賞 12000系車両、デザインブランドアッププロジェクト 二俣川ゲートステーション、みなまきみらい多世代共住モデル』(PDF)(プレスリリース)相鉄グループ、2019年10月2日。 オリジナルの2019年12月17日時点におけるアーカイブ 。2020年12月10日閲覧。
- ^ 相鉄12000系が甲種輸送される - 鉄道ファン (railf.jp) 2018年12月19日
- ^ 『能面をイメージした力強いデザイン 相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」が到着 一足先に「羽沢横浜国大駅」付近を通り相鉄線へ』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2018年12月21日。 オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブ 。2020年12月10日閲覧。
- ^ 『4月13日(土)相鉄線 相模大塚駅構内で 相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」の撮影会を開催「そうにゃん」の登場や「記念入場券セット」の販売も』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2019年3月19日。 オリジナルの2020年9月18日時点におけるアーカイブ 。2020年12月10日閲覧。
- ^ 『4月14日(日)、相鉄・JR直通線 営業運転開始に先立ち 新型車両「12000系」一番試乗会を開催 車両の前で200人がテープカット』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2019年3月19日。 オリジナルの2020年12月10日時点におけるアーカイブ 。2020年12月10日閲覧。
- ^ 相鉄12000系が営業運転を開始 - 鉄道ファン (railf.jp) 2019年4月20日
- ^ a b c d “相鉄の新型「12000系」に乗ってみた 新しいのに「ちょっと古い電車」がベースのワケ”. 乗りものニュース. (2019年3月31日). オリジナルの2020年12月10日時点におけるアーカイブ。 2020年12月10日閲覧。
- ^ 『相模鉄道株式会社向け新型車両「12000系」の製造を担当します』(PDF)(プレスリリース)総合車両製作所、2018年10月3日。 オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブ 。2020年12月10日閲覧。
- ^ a b c 相鉄デザインブランドアッププロジェクト「相鉄12000系スペシャルサイト」 - 相鉄グループ、2022年9月28日閲覧。
- ^ “au Wi-Fi SPOT サービス終了のお知らせ”. 2023年5月13日閲覧。
- ^ 相鉄、JR線直通対応の新型車両を報道公開 - 鉄道コム (2019年3月28日) 2019年4月21日閲覧。
- ^ a b c d e f ネコ・パブリッシング『レイルマガジン』2019年6月号「相模鉄道12000系の概要」pp.134-138。
- ^ a b c d e f g h i j 交通新聞社『鉄道ダイヤ情報』2020年4月号付録「相模鉄道12000系主要諸元表」
- ^ 『鉄道ピクトリアル』2020年10月号(通巻978号) 「2019年度民営鉄道車両動向」相模鉄道 pp.145 - 147
- ^ 相模鉄道 12000 系電車における sustina コンセプトの適用(PDF) - 総合車両製作所技報 第7号(2020年10月)
- ^ 『相鉄・JR直通線用車両「12000系」試運転列車が本日(9月2日)、JR線新宿駅に初めて乗り入れ』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2019年9月2日。 オリジナルの2020年3月3日時点におけるアーカイブ 。2020年12月10日閲覧。
- ^ a b 「POST 相鉄12000系、池袋まで運転開始」『鉄道ファン 2021年6月号 特集:気になる国鉄・JR形』第61巻6号(通巻722号)、交友社、2021年6月1日、145頁。
- ^ 『2019年11月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2019年9月6日。 オリジナルの2019年9月6日時点におけるアーカイブ 。2019年11月26日閲覧。
- ^ 相鉄12000系が東海道線で試運転(鉄道ファン〈railf.jp〉 2019年9月5日)
- 1 相鉄12000系電車とは
- 2 相鉄12000系電車の概要
- 3 導入時からの変更点
- 4 脚注
相鉄12000系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 19:16 UTC 版)
「相鉄・JR直通線」の記事における「相鉄12000系」の解説
2019年度までに6編成が製造され、2019年4月20日より相鉄線内で既に営業運転を開始している。最大で4編成が直通列車で運用され、残る2編成は予備または相鉄線内での運用となる。
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