相鉄1000系電車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 相模鉄道の電車 > 相鉄1000系電車の意味・解説 

相鉄1000系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 19:09 UTC 版)

相鉄1000系電車(そうてつ1000けいでんしゃ)は、かつて相模鉄道に在籍した電車である。

概要

1926年大正15年)[1]から1927年昭和2年)にかけて日本車輌製造で製作された、もと小田原急行鉄道(現・小田急電鉄1形東京急行電鉄大東急)デハ1150形のうち、1948年(昭和23年)に1155 - 1159・1162 - 1165の計9両が譲渡されたものである。

1951年(昭和26年)の車両番号一斉改番でモハ1000形1001 - 1009とされた。

1958年(昭和33年)には、1001 - 1003および1004 - 1006はそれぞれ3両固定編成に改造され、編成中間に入った1002・1005はパンタグラフ運転台が撤去された。また1004のみ外観が違っていたが、これは小田急時代に経堂工場で火災に遭ったままで譲渡され、相鉄の星川工場で復旧工事が行なわれたためである[2]。この6両は1963年(昭和38年) - 1964年(昭和39年)に、1001 -1003が日立電鉄、1004 - 1006が京福電気鉄道(福井支社。路線は現、えちぜん鉄道)に譲渡された。このうち京福に譲渡されたものは、同社ホデハ271形(後にモハ271形)となり、1987年(昭和62年)まで使われた。

残った1007 - 1009は足回りおよびブレーキを強化の上、1965年(昭和40年)に荷物電車に改造されモニ1000形となった。1978年(昭和53年)に日立電鉄に譲渡され、先に譲渡されていた1001 - 1003とともに旅客車として使われた。

脚注

  1. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブセレクション1 小田急電鉄1950-60』p72の記述によれば、一部車両では銘板が「大正15年」となっている。
  2. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブセレクション1 小田急電鉄1950-60』p51




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「相鉄1000系電車」の関連用語

相鉄1000系電車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



相鉄1000系電車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの相鉄1000系電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS