北大阪電気鉄道1形電車
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北大阪電気鉄道1形電車(きたおおさかでんきてつどう1がたでんしゃ) は、阪急電鉄の前身のひとつである北大阪電気鉄道が開業時の1921年に8両製造した、小型木造車体の電車である。
注釈
- ^ 端子電圧600V時定格出力37kW
- ^ この部分の記述は『レイル』 No,49に拠るが、同号の文中ではロケ地は鳥居本駅ではないかと考証しているものの、駅名表示が紙で隠されたりしていることから、断定はしていない。
- ^ もともとは繊維を主体とした民需工場であったが、太平洋戦争末期には東洋レーヨンの工場は海軍向けの魚雷製造工場となり、旭ベンベルグの工場は住友通信工業を経てNECの工場となるなど、多くが軍需工場に転換されてしまった。
- ^ 代替として、元琵琶湖鉄道汽船の100形を改番した800型が京阪本線に転出することとなった。ただし、高床車運用はその後も残されて、1940年に800型が全車転出すると、京阪本線から100型が転入している。
- ^ この時点では大津電車軌道以来の単車も在籍。
- ^ 34・35は5型の続番である6・7に改番。
- ^ 京阪での形式名は10型。
- ^ 1953年当時の停車駅は京阪山科のみ。ただし1960年頃臨時特急は同駅も通過するようになった。
- ^ 逆説的な使用法ではあるが、停車駅が限られ、乗降客数の把握が容易な優等列車に小型車を使用して、大型車を輸送力を必要とされる列車に転用している。
出典
- 1 北大阪電気鉄道1形電車とは
- 2 北大阪電気鉄道1形電車の概要
- 3 概要
- 4 度重なる流転
- 5 脚注
固有名詞の分類
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