【魚雷】(ぎょらい)
Torpedo.
「魚形水雷」の略。
内燃機関とスクリューを備え、水中を潜航して標的に向かっていく爆雷。
開発当時から現在に至るまで、艦艇のバイタルパートへの直撃を見込める唯一の兵器である。
水中ではレーダーが使えないため、発射された魚雷を発見する手段は音しかない。
そのため空中を飛翔するミサイルと比べてステルス性が高く、迎撃は極めて困難である。
プラットフォームが潜水艦である場合、専門の対潜機なくしてはほぼ対応不能であるが、現代では存在が予期されていれば対応可能であり、長期間の正面戦闘には向かない。
ミサイルと同様、比較的小さな設備で多大な破壊力を発揮でき、小型艦艇や艦上機に向く。
必然、同様の特性を持ちながら高速・長射程の対艦ミサイルが発達すると衰退していった。
現代では、プラットフォームと標的のどちらかが潜水艦である場合に使用されるのが基本である。
また、航行不能になった味方艦を自沈させて鹵獲を防ぐために用いられる事もある。
関連:対潜魚雷 航空魚雷 酸素魚雷 CAPTOR
魚雷
魚雷
出典:『Wiktionary』 (2021/06/26 07:57 UTC 版)
名詞
発音(?)
- ぎょ↗らい
翻訳
- アイスランド語: tundurskeyti (is) 中性
- イタリア語: torpedine (it) 女性
- ヴォラピュク: torped (vo)
- 英語: torpedo (en)
- カタルーニャ語: torpede (ca) 男性
- スウェーデン語: {torped (sv) 通性
- スペイン語: torpedo (es) 男性
- チェコ語: torpédo (cs) 中性
- 中央メラナウ語: topedo (mel)
- ドイツ語: Torpedo (de) 男性
- トルコ語: torpido (tr)
- ハンガリー語: torpedó (hu)
- フィンランド語: torpedo (fi)
- フランス語: torpille (fr) 女性
- ベトナム語: ngư lôi (vi) (魚雷 (vi))
- ペルシア語: اژدر (fa) (aždar)
- ポーランド語: torpeda (pl) 女性
- ポルトガル語: torpedo (pt) 男性
- マオリ語: tōpīto (mi)
- マレー語: torpedo (ms)
- ロシア語: торпеда (ru) (torpéda) 女性
「魚雷」の例文・使い方・用例・文例
- 戦艦ビスマルク号を海のもくずとするには、何発もの魚雷を命中させなければならなかった。
- 自動追尾魚雷.
- 魚雷発射管
- 魚雷で攻撃するか、あるいは魚雷を撃ち当てる
- 魚雷の形をしたエイ
- 飛行機から発射されるように設計された魚雷
- (船のエンジン音などによって)目標に向かって誘導される魚雷
- 銃から発射体を推進するか、ロケットとミサイルを推進するのに用いられるか、発射魚雷と水中爆雷に突進する爆薬
- 小型の高速非装甲で少し武装した魚雷艇
- 潜水艦から発射されるように設計された魚雷
- 陸に近い海域で魚雷攻撃をするために設計された小型で高速の軍艦
- 魚雷が発射される船の喫水線の付近の管
- 核、爆発弾薬、化学薬品、生物剤を搭載した誘導ミサイル、ロケット、魚雷の前面部分
- 魚雷の,横舵という装置
- 魚雷という爆弾
- 魚雷で敵の艦船を攻撃する軍用飛行機
- 魚雷で攻撃する
- 航空機から投下する魚雷
- 魚雷を主たる兵器とし,高速を利用して敵艦を攻撃する小型の軍艦
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