ジャンパ連結器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 18:47 UTC 版)
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ジャンパ連結器(ジャンパれんけつき)は、ジャンパカプラ、もしくは単にジャンパともいい、鉄道車両の制御回路や冷房などの電源回路を接続・連結するものである。通常、ジャンパ栓(ジャンパせん)とジャンパ栓受(ジャンパせんうけ)からなる。
概要
ジャンパ栓は太いケーブル状になっており、この中に必要な芯数のケーブルをまとめてある。長さは1m程度で前後の車体側接続部分コネクタがメスで、差し込まれる車体側のジャンパ栓受はオスである。
設計年次の古い車両での制御用ジャンパ栓は芯数が少なく複数本が使用されていたが、1990年代以降は多芯化されたジャンパ栓1本での接続という傾向がある。
連結器が鉄道車両同士を機械的に連結するのに対し、ジャンパ栓は車両間の制御信号や電源の橋渡しとなる。これにより、動力分散方式の電車や気動車では10両を越えるような長大編成でも一人の運転士で一括操作できる総括制御が可能になる。
その他
列車として走るには、他にブレーキ管などの空気ホースも連結されている必要があるが、密着連結器や電気連結器の普及によりブレーキ管もジャンパ栓も密着連結器内部や外部に一体化されていることがあり、連結解放がワンタッチでできるようになってきている。
関連項目
ジャンパ連結器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:08 UTC 版)
従来の旧形国電では低圧制御回路は定格電圧100 Vで動作する12芯のKE52形ジャンパ連結器2基により総括制御を行っていたが、本系列では基本的にそれまでの系列との混結運用を実施しないことが前提とされたため、定格電圧は同じ100 Vでありながらも15芯のKE53形2基とされたほか、放送回路用として7芯のKE50A形を装備する。
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