CT
読み方:シーティー
別名:コンピューター断層撮影装置
CTとは、X線やなどの電磁波を照射して物体の内部を走査し、コンピュータを用いた画像処理によって断層の像を生成する装置のことである。医療分野をはじめさまざまな分野の非破壊検査に用いられている。
CTは装置を指す語として用いられている。CTを用いた走査や検査方法は「CTスキャン」(コンピューター断層撮影法)と呼ばれることが多い。
CTを用いて検査を行うと、物体を破壊することなく内部の断層のデータを取得できる。2次元(平面)画像として出力される場合も多いが、断層を連ねて3次元(立体)データを生成できるものも多い。
非破壊で断層の画像を撮影する方法としてはCTスキャンの他にMRI(Magnetic Resonance Imaging)もよく知られている。CTスキャンはもっぱら放射線を使用した撮像方法を指すが、MRIは原子核の核磁気共鳴と呼ばれる現象を利用した撮像方法である。
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