断層撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/30 13:16 UTC 版)
浜松ホトニクスのNDPとクラーロのtocoは3次元での画像撮影が可能でピント操作が可能となっておりフォーカスの問題をほぼクリアしている。また、一般的に使われている顕微鏡で多層撮影された画像からフォーカス調整を可能にしたバーチャルスライドとしてケーアイテクノロジー社のサイトロンがある。さらに断層撮影後、ピントの合っているところだけをデジタル処理にて合成し、全面にピントのあった画像を作り出す機能を持っているメーカーもある。このような合成画像を全焦点画像といい、落射型顕微鏡を使う工業系では既に一般的な技術である。しかし、生物顕微鏡(透過型顕微鏡)では観察対象物が重なり合う場合に情報の間引きが行われたり、上下方向での位置関係を無視した画像になるため必ずしも正しい情報を表示しているとは限らない。
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「断層撮影」の例文・使い方・用例・文例
- コンピュータ断層撮影スキャンには放射線被曝の危険がある。
- X線撮影における断層撮影
- 体内組織を断層撮影したX線写真
- ポシトロンCTという,臓器の断層撮影用医療器具
- X線断層撮影装置という装置
- ポジトロン放出断層撮影という,身体の断面を撮影する方法
- 彼らは画像を撮影するのに,コンピュータ断層撮影(装置)(CT)を使用した。
- 新しく開発された装置は,年輪を数えるのにコンピュータ断層撮影法(CT)を利用する。
- そのため,研究者たちは,頭部を解剖するのではなく,コンピュータ断層撮影(CTスキャン)を使用した。
- ちきゅうにはまた,海底地殻のサンプルを分析するために,コンピュータ断層撮影(CTスキャン)装置がある。
- 放射線診断には,コンピュータ断層撮影法(CT)や磁気共鳴画像法(MRI)などの診断画像を使った診断が含まれます。
- 調査チームは2年かけてそれらのミイラにDNA鑑定とコンピュータ断層撮影を行った。
- 日本人研究者たちはコンピューター断層撮影法(CT)を使って,フローレス原人の頭(ず)蓋(がい)骨(こつ)をスキャンし,その種(しゅ)の脳のサイズを測定した。
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