かんのう

実用日本語表現辞典

勘能

読み方：かんのう

芸事や学問に深く通じているさま、熟達している・達者であるさま。堪能であるさま。「堪能（かんのう）」とも表記され、「堪能」が「たんのう」とも読まれるようになり、今日ではもっぱら「堪能（たんのう）」が用いられるようになっている。

（2021年4月5日更新）

官能

読み方：かんのう

感覚器官が機能すること、目・鼻・耳・舌・皮膚などの感官が刺激を受け取ることを指す語。とりわけ性的な刺激、性的快感を指すことが多い。

（2013年3月25日更新）

デジタル大辞泉

かん‐のう〔クワン‐〕【勧農】

読み方：かんのう

農業を奨励すること。

かん‐のう【堪能】

読み方：かんのう

［名・形動］

１ 仏語。よくたえ忍ぶ能力。

２ 深くその道に通じていること。また、そのような人や、そのさま。たんのう。

「和歌や能楽に—なところから」〈藤村・夜明け前〉

かん‐のう〔クワンナフ〕【完納】

読み方：かんのう

［名］(スル)納めるべき金銭・物品などを、残らず納めること。「学費を—する」

かん‐のう〔クワン‐〕【官能】

読み方：かんのう

１ 生物の諸器官、特に感覚器官の働き。「—検査」

２ 肉体的快感、特に性的感覚を享受する働き。「—をくすぐられる」「—美」

かん‐のう〔‐オウ〕【感応】

読み方：かんのう

［名］(スル)《「かんおう」の連声(れんじょう)》

１ 仏語。人に対する仏の働きかけと、それを受け止める人の心。また、信心が神仏に通じること。

２ 外界からの刺激によって心が深く感じ動くこと。「真の芸術に接して—した人々」

３ ⇒誘導(ゆうどう)2

かん‐のう〔‐ナウ〕【肝脳】

読み方：かんのう

肝臓と脳髄。また、肉体と精神。

かんのう〔クワンオウ〕【観応】

読み方：かんのう

《「かんおう」の連声(れんじょう)》南北朝時代、北朝の崇光(すこう)天皇の時の年号。1350年2月27日〜1352年9月27日。

かん‐のう〔クワンナフ〕【貫納】

読み方：かんのう

米の代わりに銭貨をもって年貢を納めること。

かん‐のう〔クワンナフ〕【還納】

読み方：かんのう

一度手に入れたものを、もとのところに戻すこと。

「品位（＝宮号）を—せんとす、朝廷允(ゆる)さず」〈岡部啓五郎・開化評林〉

かん‐のう〔‐ナウ〕【間脳】

読み方：かんのう

脊椎動物の脳の一部で、中脳と大脳との間にある部分。視床・視床下部などからなり、中に第三脳室がある。自律神経の働きを調節し、意識・神経活動の中枢をなす。

JMnedict

金納

姓	読み方
金納	かんのう

神農

姓	読み方
神農	かんのう

神能

姓	読み方
神能	かんのう

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かんのう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 10:26 UTC 版)

同音異義語

かんのう

• 【感応】：信心が神仏に通じること。
• 【観応】：かつて使用された日本の元号。
• 【堪能】：才能優れ深くその道に通じ巧みであること。
• 【官能】：体の器官、特に目、耳、鼻などの感覚器官の働き。