生還とは? わかりやすく解説

せい‐かん〔‐クワン〕【生還】

読み方:せいかん

[名](スル)

危険な状態きりぬけ生きて帰ること。「戦場から—する」

野球で、走者本塁帰って得点すること。ホームイン。「二塁から走者が—する」

[補説] 書名別項。→生還


せいかん〔セイクワン〕【生還】

読み方:せいかん

石原慎太郎中編小説、および同作表題作とする小説集作品昭和62年1987)、雑誌新潮8月号に発表。癌(がん)を宣告され働き盛りの男が未知治療法賭け生還を果たしその先見たものを描く。第16回平林たい子文学賞受賞作品集昭和63年1988)に刊行


生還

作者椎名誠

収載図書雨がやんだら
出版社新潮社
刊行年月1987.11
シリーズ名新潮文庫


生還

作者倉橋由美子

収載図書倉橋由美子怪奇掌篇
出版社新潮社
刊行年月1988.3
シリーズ名新潮文庫

収載図書大人のための怪奇掌篇
出版社宝島社
刊行年月2006.2

収載図書大人のための怪奇掌篇
出版社宝島社
刊行年月2008.7
シリーズ名宝島社文庫


生還

作者石原慎太郎

収載図書生還
出版社新潮社
刊行年月1988.9

収載図書石原愼太郎文学 7 生還/弟
出版社文藝春秋
刊行年月2007.7


生還

作者マーキュリー

収載図書カプセル妖精奇想幻想短編集
出版社碧天舎
刊行年月2005.11


生還

作者大倉崇裕

収載図書生還―山岳捜査官釜谷亮二
出版社山と溪谷社
刊行年月2008.9


生還

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 23:21 UTC 版)

土田喜代一」の記事における「生還」の解説

生還のきっかけ千葉兵長木に登ってパパイアちぎっているところを見つかったことだった。千葉兵長捕まったという知らせ聞いて土田たちが現場駆け付けると、千葉兵長1人の男と格闘しているところであった土田たちが銃を撃ちかける格闘相手逃げだした。あとで分かったことだが、この格闘相手残存日本兵探しに来た島民だった。米軍はこの格闘事件受けて旧日本軍軍人に説得依頼した海軍第4艦隊参謀長澄川道男少将米軍依頼受けて島に来た。澄川少将手紙書いて日本兵隠れ処思しき場所に投げ込んだ多く仲間はこれを敵の欺瞞工作かと疑ったが、土田冗談めかして参謀長会おうという手紙だから、私に行けというなら命懸け行ってきますと言った笑い話にしなければ仲間殺される雰囲気だった。 1947年昭和22年4月仲間調達に出かけ、自分1人見張り残った機会とらえて1枚書き置き残して仲間の元から脱走した初め銃を持って島民ところに行ったが埒が明かず、いまさら仲間元に帰って殺される決まっているから、思い切って米兵ジープ止めた澄川少将面会し日本負けた証拠見せろ迫ったアンガウル島に連れて行かれ、そこで日本人米国人一緒に働いているのを見て初め日本の敗戦納得した澄川少将日本兵隠れ処何日呼びかけたが、誰も出てこなかった。土田悩んだ末に仲間4~5人の実家知っていること思い出した。その家族終戦証拠となる手紙書いてくれるように依頼した折り返し手紙が届くのを待って仲間隠れ処の前でこれを読み上げた土田手紙一生懸命読むうちに、中から「よーし。分かったー」という声がした。山口少尉の声だった。澄川少将武器持たず中に入った。「陛下はいかがなされましたか」、それが山口少尉最初の質問であった土田仲間自分たちが昭和天皇から御嘉賞(お褒めお言葉)を2回賜ったことを知っていた。2回の御嘉賞で元気百倍戦っていた。土田を含む残存日本軍将兵34全員帰順したのは1947年昭和22年4月22日のことだった。 同年中に復員し浦賀港到着した帰国後、御嘉賞回数合計11であった聞いてびっくりしたペリリュー島から日本生還した34名の将兵戦友会三十四会(みとしかい)」を結成した。しばらくはペリリュー帰りというと凄く抵抗したじゃないですか」と驚かれた。しかし次第忘れられていった

※この「生還」の解説は、「土田喜代一」の解説の一部です。
「生還」を含む「土田喜代一」の記事については、「土田喜代一」の概要を参照ください。

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生還

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 01:05 UTC 版)

名詞

せいかん

  1. 危険切り抜けて生き帰ること。
  2. 野球ホームイン

発音(?)

せ↗ーかん

動詞

活用

サ行変格活用
生還-する

「生還」の例文・使い方・用例・文例

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