終戦とは? わかりやすく解説

しゅう‐せん【終戦】

読み方:しゅうせん

戦争が終わること。特に、太平洋戦争終結をいうことが多い。⇔開戦

「終戦」に似た言葉

終戦

作者ディーター・ヴェラースホフ

収載図書戦争終わった
出版社ほるぷ出版
刊行年月1988.8


終戦

作者北渕一

収載図書終戦
出版社近代文芸社
刊行年月1989.3


終戦

作者大林

収載図書かっこうのうた
出版社東京図書出版会
刊行年月2000.11


終戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/07 08:18 UTC 版)

終戦(しゅうせん)とは、戦争を終えること。国際法としては、戦争の終結が当事者双方の間で成立した状態を指す。対義語は開戦

概説

本来は宣戦布告とともに開戦が行われ、講和条約平和条約締結とともに終戦を迎えると解釈されてきた。

ところが、20世紀に入ると戦争そのものが国際法における違法行為との解釈が成立するようになったため、却って戦争における国際法上の開戦手続が行われなくなり、終戦も講和条約や平和条約が結ばれない状態のままの休戦協定で定められた停戦状態の継続、すなわち協定に基づく休戦の一般化・恒久化、もしくは当事者一方が相手方に降伏を通告して戦闘状態が終結した状態を指して終戦と呼ぶようになった。

湾岸戦争終結に際して行われた国際連合安全保障理事会決議6871991年4月3日)が恒久停戦決議とされ、その合意に基づき、6日後の国際連合安全保障理事会決議689によって停戦監視のための国際連合平和維持活動である国際連合イラク・クウェート監視団が設置されて終戦に伴う措置が行われた。

国際法

なお、降伏または休戦に基づく終戦の際の処理については1907年に締結された「陸戦の法規慣例に関する規則」に書かれており、降伏に際しては軍人の名誉を重視し、確定後はその規約を双方厳守すること(第35条)や、当事者一方が休戦規約違反を起こした場合には他方の当事者は協定を破棄し、緊急時には直ちに戦闘を再開できることが記されている。

スポーツでの用法

スポーツチーム等の敗北・敗退が決まった状態のことを「終戦」と表現することがある[1]

関連項目

脚注

参考文献

  • 弘文堂『歴史学事典』第7巻「終戦」(中谷和弘、P307)
  • 森下智『近衛師団参謀終戦秘史』平成18年~21年、ISBN 978-4-9908114-0-2
  • 森下智『川口放送所占拠事件秘史』平成20年、ISBN 978-4-9908114-2-6

終戦(1945年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 02:15 UTC 版)

ビルマの戦い」の記事における「終戦(1945年)」の解説

日本軍イラワジ会戦決戦試みたが、イギリス軍圧倒され全面崩壊様相呈したオンサン率いビルマ国民軍日本軍に対して銃口を向け、イギリス軍ラングーン奪回した退路絶たれ第28軍敵中突破作戦計画した第28軍大きな犠牲払いつつ作戦成功させた頃、終戦が訪れた

※この「終戦(1945年)」の解説は、「ビルマの戦い」の解説の一部です。
「終戦(1945年)」を含む「ビルマの戦い」の記事については、「ビルマの戦い」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「終戦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

終戦

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 03:57 UTC 版)

名詞

しゅうせん

  1. 戦争終わること。特に、太平洋戦争終わったこと。

発音(?)

しゅ↗ーせん

関連語

翻訳


「終戦」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「終戦」の関連用語

終戦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



終戦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの終戦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのビルマの戦い (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの終戦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS